前回は「子どもの時間管理能力を身に付けさせるためにはTODOリストが有効だ」という話をしました。
今回も「子どもの時間管理能力を身に付けさせる超簡単な方法」を2つ紹介します。
終わりの時間を決める
私もいくつかの企業で仕事をしてきましたが、一番生産性の高い仕事をしてきたのは、
主婦の従業員でした。働いている主婦の方は、子どものお迎えや、夕飯の準備などで忙しく、
それまでに決まったタスクを完了させなければいけません。
そんな中で仕事をして、成果を出せる理由は「終わりの時間が決まっているから」です。
前回の記事で、TODOリストでは「計画を立てる力」が養われるという話をしましたが、
TODOリストに書くときには、必ず、リストの終わりに時間(期限)を書くようにしましょう。
そうすると「このタスクを○時までに終わらせるためには、
これを○時までにやっておかなければならない」というように、子ども自らが工夫して行うようになります。
キッチンタイマーを使う
キッチンタイマーを使うことはおすすめです!
例えば、宿題をやるときには、キッチンタイマーを使って、時間を計って行うようにしましょう。
私のスクールでも、全ての席にキッチンタイマーを置いて、各課題を時間を計って行うようにしています。
そうすると、今までダラダラとやっていた子も、時間内に終わらせようと、人が変わったように集中して取り組むようになります。
子どもにとって、時間を計って何かを行うことは、ゲームと似ています。
これをゲーミフィケーションと言います。
こういったゲームの要素を入れることで、子どもの時間管理能力だけではなく、集中力もつけることが可能です。
時間管理できる子になろう
子どもの時間管理能力を身に付けさせる超簡単な方法
- 「TODOリストをつくる」
- 「終わりの時間を決める」
- 「キッチンタイマーを使う」
について説明しました。
ぜひ試してみてください。