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【スマホ脳】バカになっていく子供たちとそれを放置する大人たち|世界的ベストセラー!スマホ脳に学ぶ子育て#14【要約・徹底解説】②

前回は、子供の脳の特性や構造についてお話をしました。
今回は、それによる悪影響についてのお話です。

スマホによる悪影響

発達が遅れる
タブレットを使うということは、消費者と化します。
消費者として、アプリに課金したり、情報を見たりします。
以前、キーボードよりもペンで書くほうが、脳が活性化し、記憶が定着するという話をしました。
スマホを使うことによって、発達が遅れるという危険性があります。
報酬を我慢できない
自制心が高い子ほど成功するということが研究で分かっています。
有名な実験は、マシュマロの実験です。
マシュマロ1個を置いて「15分我慢できたらもう1個あげるよ」という実験をします。
そのマシュマロを我慢できずに食べちゃう子と、15分我慢してもう1個もらう子だとしたら、後者のほうが数十年後に成功しているというデータがあります。
スマホを使用するという欲求に耐えられないと、報酬を我慢できない体質になり、自制心が劣ってしまいます。
スマホから離れられない
どんなときでもスマホが気になってしょうがない体質になってしまいます。
そして、成績が落ちたり、集中力がなくなったりします。
睡眠不足
ティーンエイジャーは9~10時間の睡眠が必要だと言われています。
睡眠のメリットは「記憶の定着」「脳の掃除」「成長ホルモンの分泌」です。
若者の平均睡眠時間は、この10年間で1時間減っています。
睡眠不足では、睡眠のメリットを享受できなくなります。
不幸せ
SNSを見るといろいろな人から、幸せな写真やメッセージが送られてきます。
それを見て「私は駄目なんだ」と気分が落ち込んでしまったり、精神的な不調を及ぼされたりします。

まとめ

このような悪影響があるにも関わらず、どんどん依存する傾向にあるから、バカになるということなんです。
過激な言い方かもしれませんが、実際に本に書いてあるんです。

子供たちは、このような知識がないまま、自分で使いたい放題にスマホを使ってしまっているわけです。
だから、大人が制御をしてあげないといけません。
「スマホは何時間まで」と時間制限を決めるとか、「寝室にはスマホを持っていかない」と使用場所を限定するとか、そのようなルールを決めて、子供を守ってあげることが大事です。