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【スマホ脳】SNSは百害あって一利なし|世界的ベストセラー!スマホ脳に学ぶ子育て#13【要約・徹底解説】③

前回に引き続き、スマホについてのお話です。

周りの影響を受けやすい思春期

周りと比べて自信がなくなる時期、人生にはそういう時期がありますよね。
それが顕著に表われるのは思春期です。
12歳から16歳の若者4000人に聞いたところ、約14%の人が1日に6時間もSNSに費やしています。
完璧な人生の写真を見せつけられて、自分と他人を比較するのがやめられなくなると、自己肯定感が低くなるということはなんとなく分かりますよね。
特に思春期にはそういった影響を受けやすいです。

SNS開発者は人間の脳を理解している

スマホは1日に100回、数1000回というレベルで、何回もドーパミンを与えてくれる存在です。
皆さんがスマホに引きつけられたり、喉から手が出るほど情報を欲しがったりしていることは、SNSを開発している会社は分かっています。

Facebookの元社長のチャマス氏
「我々は社会が機能する仕組みをバラバラにする道具をつくり出した」
Facebookの初代社長のショーン・パーカー氏
「Facebookが人間の脆弱性につけ込んでいる。それが子どもたちの脳にどういった影響を与えているかということは神のみぞ知る」

SNSをつくり出している人は、人間にどういう影響があるか分かっている中で、そういったものをつくっているわけです。

ネガティブなニュースほど拡散されやすい

FacebookやTwitterなどの拡散性が強いニュースは、フェイクニュースやネガティブな情報が多いです。
例えば、新聞やテレビのニュースは、どのニュースを報じるか選択をしますが、そのときの基準は「面白いかどうか」だけではなく「真実かどうか」も精査します。

一方、SNSで流れてくるニュースは「拡散性があるかどうか」だけでコンピュータが選別をします。
つまり、ネガティブな情報だろうが、フェイクニュースだろうが、それが真実かどうかは関係ありません。
正確なニュースよりも、フェイクニュースやネガティブな情報のほうが、多く拡散され、拡散速度も6倍だということが分かっています。
見てもどうしようもないニュースに時間を使っているということです。

私は、SNSは時間の無駄だし、自己肯定感も下がるから、やめたほうが良いと思います。
皆さんもこうした知識を踏まえて、自分自身の行動を自分自身で判断してください。