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【スマホ脳】睡眠まで妨げる、スマホの恐ろしさ|世界的ベストセラー!スマホ脳に学ぶ子育て#11【要約・徹底解説】

今回は、睡眠まで妨げるスマホの恐ろしさについてお話しします。

睡眠不足の事例

スウェーデンの調査では、3人に1人が睡眠不足だと分かりました。
日本の調査はありませんが、同じような結果になることは想像できると思います。
平均睡眠時間は100年前と比べて1時間減っています。
さらに、約600人の被験者を観察した結果、スマホを見ている時間が長い人ほど、睡眠の時間が減り、質も低下していることが分かりました。

なぜスマホが睡眠を妨げるのか

ストレス
スマホによるストレスから脳が覚醒状態になります。
人間はストレスを感じると眠気が覚めます。
ブルーライト
ブルーライトは青い光です。
青い光は真っ青な晴れ渡った空から降ってくるものだから、それを見ると脳が昼間だと勘違いしてしまいます。
寝室にスマホ
寝室にスマホを置くだけで睡眠が妨げられるということが研究によって分かっています。
小学生2,000人を対象に、ベッド脇のテーブルにスマホを置いた場合と置かない場合で調査したところ、睡眠時間が21分も変わりました。
人間は習慣の生き物なので、寝室で毎日スマホをいじってから寝ると、脳が「寝室=スマホをいじる場所」と勘違いしてしまいます。

その他の影響

肥満
睡眠不足は肥満の原因になります。
睡眠不足になると、グレリンという空腹ホルモンが分泌されやすくなり、高脂肪・高カロリーなものを求めやすい傾向になります。
夜の飲み会のあとにラーメンが食べたくなるというのも、こうしたメカニズムによるものです。健康な20代男性を対象に、4時間睡眠を2晩過ごしたあとと、10時間睡眠を2晩過ごしたあとで、空腹ホルモンがどれだけ出てくるかを調べたところ、4時間睡眠で2晩過ごしたあとのほうが空腹感も食欲も増えていたということが分かりました。
時間を奪う
集中の時間、睡眠時間、人と社交する時間、様々な時間を奪っています。
過ぎ去った時間は取り戻せません。
大切な時間を奪われているということも、大きな問題です。

このようなスマホの恐ろしさも知っておいてほしいなと思います。