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【スマホ脳】子どもに及ぼすスマホの悪影響とは|世界的ベストセラー!スマホ脳に学ぶ子育て#1【要約・徹底解説】①

今回は「スマホが子どもに及ぼす影響について」というテーマで、データや本の紹介とともにお話をしていきます。

スマホ所有率や利用時間の統計データ

スマホ所有率は「小学生53%」「中学生77%」「高校生95%」です。
スマホを持っていない子はいない、皆が持っているというイメージはありましたが、改めて数字にするとすごいですよね。

1日の平均利用時間は「中学生2,5時間」「高校生5,5時間」です。
例えば、高校生が10時間寝るとしたら、14時間余り、そのうち8時間くらいは学校にいるとしたら、残りは6時間しかありません。
そのうちの5,5時間をスマホに使うとなると、生活の大部分を占めているということになります。

ちなみに、高校生で9時間以上使っている子は12,6%でした。

絶対に読んでほしい『スマホ脳』

データを見て、これだけたくさんの時間をスマホに当てているということは、何らかの影響が出ているだろうと思いました。
そんなときに出会ったのが『スマホ脳』という本です。
「スマホによってこんなにも影響があるのか」ということを感じました。

読書をするときには「心が動く」ということが一番の目的だと思っていますが、この本は、私がこの数年間で読んだ中で一番衝撃を受けたと言っても過言ではありません。
皆さんも絶対に読んでください。

これを書いたのは、スウェーデンの精神科医、アンデシュ・ハンセンさんです。
精神科は、主に、ストレスや鬱を抱えている方が通うところです。
例えば、仕事でうまくいっていない、友人や恋人をうまくいっていない、リストラに遭った、夫婦関係が良くないなど、そういったことで心の病やストレスを抱えている方がいくところなので、20代から50代くらいの方が通っているイメージがありますよね。

アンデシュ・ハンセンさんは「ここ10年で、20歳以下の若者が目立つようになったな」と感じたそうです。
統計にすると、若者の9人に1人が精神科に通い、アメリカの統計だと鬱の若者がここ7年で6割も増えたそうです。
ここに何かしら理由があると考えました。

この10年間で変わったことについては、次の記事でお話をします。