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【情報Ⅰ#1】IT用語の基本「情報」とは|高校情報1・大学入学共通テスト対策【用語解説・プログラミング】①

2022年度から、高校で情報科目が導入されます。
今回から、情報科目に出てくるIT用語を分かりやすく説明していきます。
今回のIT用語は「情報」です。

情報とは?

  • 情報に囲まれている
  • 情報があふれている
  • とっておきの情報
  • 情報化社会
  • 情報システム
  • 個人情報

このように、情報がつく言葉や、情報という言葉は、普段よく使っていますが「情報って何?」と聞かれたときにパッと答えられる人はなかなかいないのではないでしょうか。

情報科目の中で情報とは「事実や事象に対して、解釈や意味付けをして、行動の判断のもとになるもの」と定義されています。
これを聞いてもよく分からないですよね。
これを解釈して、これを丸暗記する必要はありません。
この本質的な部分を理解できるようにお伝えしようと思います。

情報を事実・解釈・行動に分けてみよう

皆さんが誰かに伝えたくなるもの、これが情報です。
その情報を事実・解釈・行動に分けてみます。

例①:山田くんと田中さんが実は付き合っている

【事実】山田くんと田中さんが実は付き合っている
【解釈】山田くんは田中さんが好き
【行動】今度、2人の様子を注意深く見てみよう

例②:なにわ男子が今度、東京ドームでコンサートをする

【事実】なにわ男子が今度、東京ドームでコンサートをする
【解釈】なにわ男子が東京に来る
【行動】早速、チケットを取ろう

例③:フォートナイトで3秒間、透明になれる技がある(※これは例えです)

【事実】フォートナイトで3秒間、透明になれる技がある
【解釈】フォートナイトで勝てそうな裏技があるぞ
【行動】その裏技を調べよう

このように、価値のある情報は、誰かの行動や意識を変えるものなんです。

例①は、山田くんと田中さんが付き合っているという「事実」があった上で、2人の様子を注意深く見るという誰かの「行動」に繋がりました。
例②と例③も同じです。
「行動」に基づく「事実」が情報だということです。

教科書の中では、情報とは「事実や事象に対して、解釈や意味付けをして、行動の判断のもとになるもの」と定義されていますが、簡単に言うと、情報とは「誰かの行動を変える価値のある知識」です。
このように覚えておいてください。