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「インターネットの共通単語 HTMLとHTTP について」小学生から学ぶインターネットの知識①

今回はインターネットが爆発的に普及したきっかけとなった「HTML」について説明します。

HTMLとは?

 Webサイトを見るときに活躍するのが「HTML」(ハイパーテキストマークアップランゲージの略)です。
これは、インターネットで使われる共通の言葉です。

例えば「仙台 プログラミング」と検索をすると、検索結果に青い文字(リンク)が出てきます。
それをクリックすると、Nozomiのページに飛ぶことができます。
あとは、リンクの下に小さい文字で概要が書かれています。

このような構造やリンクを表す仕組みのことを「HTML」と呼びます。

HTMLの例を紹介

HTMLの例を紹介します。

例:ここはすごく〈b〉大事〈/b〉なんだ。
このように表現された文章ですが、実際には「〈b〉」と「〈/b〉」で囲まれた「大事」という文字が太字になります。
このようなルールをまとめたものがHTMLです。
HTMLを変換することによって、見やすいWebページが作られているんです。

インターネットが広まるきっかけになったHTMLの仕組み

なぜ、情報を文字で送って変換する仕組みにしたのでしょうか。
それは、情報を見るときに、画像で送るよりも文字で送って変換したほうが、圧倒的にデータ量が少なくて済むからです。

昔は、今のようにインフラが整っていなかったため、画像で情報を送ることが難しかったんです。
だから、文字で送って、受け取った側で変換をして表示するという仕組みにしたことによって、データが簡単に送れるようになりました。

もう1つの大きな仕組みは「リンク」です。
青い文字(リンク)をタップすると色々なWebサイトに飛べます。
これによって、世界中のあらゆるWebサイトとリンクする(繋がる)ことが出来ます。

このような特徴が、インターネットが爆発的に広がった大きな要因です。

HTMLの文字を見やすく変換してくれるツールのことを「ブラウザ」と呼んでいます。
「Chrome」「Safari」「Internet Explorer」「Edge」など色々なブラウザがありますが、すべてHTMLを変換して見やすくしてくれています。

世界中のどのWebサイトでも、HTMLのルールでWebページがつくられています。
つまり、HTMLを書くスキルを覚えれば、全世界で通用するスキルを身につけることができるんです。
しっかりと勉強して、世界で通用する人間になってほしいと思っています。