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子どもが「不登校」になったらどうする?【子育て・教育】

皆さんは不登校についてどう思いますか?
最近は、不登校が社会的に認められてきて、周りに対しての恥ずかしさも薄れてきているように思います。
しかし、実際に自分の子どもが不登校になったらどうでしょうか。

私は、不登校は大部分の子にとって絶対に良くないと断言します。
今回は、その理由をお伝えします。

※不登校になってしまうのは仕方ない部分もある。
早い段階で学校に戻り、生活ができるような努力を親子でしなければならない。※

一部の成功した人たちの意見

有名YouTuberやインフルエンサーなどの成功者で「今の時代は不登校でも良い」と言っている人もいます。
その理由の一つは「学校に行かなくても勉強はできるから」です。
たしかに、今はオンラインでも分かりやすい授業を受けることができます。
しかし、不登校になった子の大部分は、インターネットやテレビ、ゲームなどの電子機器に依存し、
昼夜逆転した生活をするようになります。

「今はひきこもりでも稼げる方法があるから大丈夫」と言う人もいます。
たしかに、YouTubeや株取引やシステム開発など、自宅でお金を稼いでいる人もたくさんいます。
でも、それは本当に限られた一部の人だけであり、成功を成し遂げた人だから言えることです。

学校が持つ最大の目的

私が、不登校がいけないと思う理由は、学校が持つ最大の目的である
「困難を経験させ、乗り越える機会を与えること」が果たせなくなるからです。

好きなことだけをやって生活している人や、一人で生きていけるほど自立している人はほとんどいません。
生活していくためにはお金が必要です。
社会という組織の中では、嫌なことも我慢しなければいけませんし、嫌な職場の人たちとも力を合わせて仕事をしなければいけません。

学校では社会生活に必要な人間関係を学ぶことができます。その学びこそが社会で自己実現を図るために必要なのです。

文部科学省が2018年2月に公表したデータでは、年間30日以上欠席した不登校の子どもは約13万人にのぼり、4年連続で増加しています。
そして、義務教育を終えた15歳から39歳までの働かないひきこもりは50万人を超え、毎年増加しています。
子どもが不登校になってしまった場合、親や周りにいる家族の働きかけが非常に重要になるのです。