前回「子どもに食べさせて良いもの・悪いもの」というテーマで、肉のおかずについての問題を出しました。
- チキンハンバーグ(イシイ)
- チキンハンバーグ(丸大)
- 朝のフレッシュロースハム
子どもに「食べさせてもOK」「なるべく食べさせてはいけない」「絶対に食べさせてはいけない」この3つの食品がどれに当たるのかを選びましょう。
今回はその回答です。
絶対に食べさせてはいけないもの
- なかのりPG
- 絶対に食べさせてはいけないものは、朝のフレッシュロースハムです。
ポイントは原材料名にある「/」スラッシュです。
れは区切りで、このあとに書いてあるものは全部添加物です。
製品表示を見たときに、スラッシュのあとに書いてあるものが多かったら、添加物をたくさん使っているということです。
覚えておいてください。
あとは、添加物の中でも危険なものがあります。
どれか分りますか?
- みゆき
- 予想でしかないけど、リン酸塩(Na)。
あっ、酸化防止剤にしよう!
- なおみ
- 発色剤かコチニール色素かな。
- なかのりPG
- 正解は「発色剤(亜硝酸Na)」です。
これは、ウインナーソーセージ、ハム、ベーコン、たらこ、明太子などに発色剤として使われているものです。
亜硝酸Naが体内に入ると、ニトロソアミン類というものに変わり、それが強い発がん性物質として認められています。
- みゆき
- お弁当は大変だ……。
ウインナー入れて、きゅうりにハムを巻いて、たらこのおにぎりだったらもう駄目ですよね。
- なかのりPG
- でも、最近は健康志向で、入っていないものもあるんですよ。
だから「発色剤(亜硝酸Na)」だけ覚えておけば大丈夫です。
最近、ダイエットでサラダチキンを買うでしょ。
あれにも入っているんですよ。
だから気をつけたほうが良い!
なるべく食べさせてはいけないもの
- なかのりPG
- なるべく食べさせてはいけないものは、チキンハンバーグ(丸大)です。
- みゆき
- 国産に惑わされたなあ。
- なかのりPG
- 原材料を見てみると、カラメル色素が入っています。
カラメルには発がん性物質が含まれています。
実は、カラメル色素は、カラメル色素1からカラメル色素4まで4種類あります。
カラメル色素1はまったく問題ありません。
カラメル色素2は日本では使ってはいけません。
カラメル色素3と4は劇物です。
問題なのは、どのカラメル色素が使われていても「カラメル色素」としか書かれていないことです。
だから、カラメル色素が入っているものは、なるべくやめたほうが良いでしょう。
食べさせてもOKなもの
- なかのりPG
- 食べさせてもOKなものは、チキンハンバーグ(イシイ)です。
このパッケージには「無添加調理」と書いてあります。
イシイは、長年の企業努力で無添加食品を生産し続けてきました。
企業努力で、体に悪いものはどんどん排除しているんです。
イシイのミートボールも無添加なのでおすすめです。
まとめ
- 亜硝酸(Na)が含まれていたら絶対に食べてはいけない。
- ソーセージ、ベーコン、ハムなどの加工された肉は要チェック!
- なかのりPG
- 簡単な覚え方を教えます。
哀川翔さんや氣志團の翔さんを思い出して「あ!翔さん、な」と覚えます。
原材料名を見て「あっ、なんだっけ……。あっ、翔さん、な!」と思い出してください。