私は、親御さんに「パソコンとタブレット、どっちを与えたらいいんですか?」という相談をされると、パソコンをおすすめしています。
今回は、その理由についてお話をします。
人生に影響を与える大きな選択
パソコンとタブレットの操作性を考えたときに、タブレットのほうが簡単なので、まずはじめはタブレットだと考えている親御さんが多いです。
しかし、最初にタブレットやスマホを与えてしまうと、子どもの将来の可能性を狭めてしまう可能性があると、私は思っています。
つまり、その選択によって、その子の人生を大きく変えてしまうくらいの影響力があるということです。
パソコンとタブレットの違い
- パソコン
- ものづくりをするためのもの。(Word、Excel、画像・動画編集、プログラミングなど)
- タブレット
- アウトプット専門、消費のためのもの。(SNS、ゲーム、動画、ネットショッピング)
タブレットには、簡単に便利ツールやアプリを入れることができます。
そして、有名なアプリほど、いかにドーパミンを放出されるかという理論の元でつくられているため、どんどん使うように考えられています。
こういった環境に慣れるということは、GAFAの賢い人たちの手の平でうまく転がされているだけの人生になってしまうということです。
つまり、アプリは、提供されたものを効率的に消費するためだけにつくられています。
それを買ってもらったり、次から次へと閲覧できたり、そのように仕組まれているんです。
それに踊らされてしまっているということです。
タブレットで、勉強や、画像・動画編集ができるとおっしゃる方もいると思いますが、皆さんは、スマホやタブレットをどのように利用していますか?
それを考えたら、子どもがどのように利用をするか、勉強よりもSNSやゲームなどに時間を使ってしまうことは想像できるでしょう。