これまでスマホの悪影響ばかりを伝えてきました。
今回は解決方法をお話しします。
カロリンスカ研究所の最新研究結果
スウェーデンにあるカロリンスカ研究所は、ノーベル生理学賞・医学賞を決定する世界最高峰の研究機関です。
今回は『一流の頭脳』という本を紹介します。
この著者も『スマホ脳』を書いたアンダース・ハンセンさんです。
最前線の医学研究をカロリンスカ研究所で積み重ねて、これまで2000件以上の医学記事を発表した世界的な研究者です。
そのアンダース・ハンセンさんが「脳の機能を高めるには戦略的に運動をするほうが、パズルや脳トレよりはるかに効率がある」と言っています。
つまり、脳の機能を高めたければ運動をしろということです。
『一流の頭脳』の中に書いてあることは、たった一つ「運動しろ」です。
解決方法がすべて運動なんです。
それだけ運動が大事だということです。
『脳を鍛えるには運動しかない』という本もあります。
これも、運動は脳の機能を最善にする唯一にして最強の手段だと言っています。
運動のメリット
- 気分爽快、集中力UP、記憶力UP、ストレス耐性UP、思考力UP
- 運動は体を鍛えたり健康に良いだけではありません。
- ADHDやうつ病にも効果がある
- ADHDやうつ病を抑えたり治したりすることができます。
薬は副作用がありますが、運動は副作用がありません。 - BDNF(脳内最強物質)が増える
- 脳に計り知れない恩恵を与えると大注目されているBDNF。
BDNFとは、脳細胞が増えたり、新たに生まれた脳細胞の成長を促したり、学習や記憶力を高めたり、細胞の老化を遅らせたり、そのようなメリットがある最強物質です。 - マルチタスクで効果が上がる唯一のもの
- 運動をしながら考え事をするとか、運動をしながら誰かと話すとか、そういうマルチタスクは脳にとってすごく良いことが分かっています。
スティーブジョブズは、庭を歩きながら電話で会議に参加していたそうです。
そのほうがアイディアが浮かぶことが分かっているんです。
私は、Kindleで読書をしながら、ジムでランニングやウォーキングをしています。
時間効率のためにやっていたのですが、実は脳にもメリットがあったようです。歩きながらAudibleを聞いたり、YouTubeの本要約チャンネルを聞いたりするのはおすすめです。