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【選挙②】衆院選挙とは?その仕組みと政治家の裏側【岸田新内閣・解説】①

前回「若者は、選挙に行かないせいで8,300万円損する」「日本を変えたければ選挙に行け」という話をしました。
歪んだ政治を改善するためには、今の政治の仕組みを知っておかなければいけません。
今回は、政治の仕組みを説明します。

国会議員は何のために働いているの?

国会議員は「国民のため」「国の国益のため」に働いているのでしょうか。
違います。
国会議員は「自分が当選するため」に働いています。
経営者は「自分の会社が儲かるためにはどうすればいいか」を考えますよね。
それと同じです。
国会議員は自分が当選しないといけないから「自分が当選するためにはどうすればいいか」を考えるんです。
僕が国会議員になったとしても、同じように考えます。

2021年の衆議院選挙までのスケジュール

2021年を例に見てみましょう。

  • 9月17日~29日 自民党総裁選
  • 10月4日まで 臨時国会を召集
  • 11月の中旬~下旬 衆議院は解散するのか、任期満了によって衆議院選挙を行う。

衆議院と参議院の違い

任期がポイントです。
衆議院の任期は4年、参議院の任期は6年です。
このたびに選挙があります。
つまり、衆議院議員は4年ごと、参議院議員は6年ごとに失業の可能性があるということです。
このような職業はなかなかありませんよね。
もしも、サラリーマンのお父さんに、数年ごとに失業の可能性があったらこわいですよね。
国会議員は、このような危険を伴っているんです。

国会議員と有権者の関係性

国会議員と有権者をお店に例えます。
店員さんが国会議員、お客さんが有権者です。
店員さんがコーヒーやお茶を出すように、国会議員は政策を出しています。
お客さんがお金を払うように、有権者は票を出しています。
このような関係性です。
次回も引き続き、政治の仕組みを説明します。