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Nozomiの部屋「答えを教えない授業ってどういうこと!?」#2

Nozomiのキャッチフレーズ「答えを教えず、日本一失敗させるスクール」について、質問があったり、勘違いが多かったりします。
今回は、そのキャッチフレーズについて、しっかり説明します。

「答えを教えない」とは?

答えを教えない」ということは「問題解決の方法を教える」ということです。

では、人間は何をするのでしょうか。AIに代用できない力をつけていかないといけません。
「もっと集客するにはどうしたら良いか」「さらに美味しい味にするにはどうしたら良いか」を考えます。
これには答えがありません。

つまり、課題に対して「どういうふうにアプローチして、どうやって乗り越えていくのか」という方法を考える力が必要なのです。

教える基礎力・教えない応用問題

問題解決の方法を1から10まで教えて、それを何度も繰り返して、その答えにいくまでのパターンを覚えるという方法もあります。
基礎力という部分で言うと、そのような訓練も必要です。

例えば、先ほどのラーメン屋さんの例で言うと、いきなり「ラーメンをつくってみろ」と言っても、
出汁の取り方も分からないし、チャーシューの煮方も分かりません。
これは、基礎力の部分です。
ラーメンをつくる基本的な工程を最初に学ぶことはすごく大事です。

Nozomiでも、まったくゼロの状態からプログラミングをやらせるわけではありません。
まずは、基礎力を高めるためのドリルや、何回も繰り返し聞ける動画を使って、子どもたちが理解できるようにしています。

その基礎力を応用して「どうやって課題を解いていくか」というところでは「答えを教えない」「自分でやってみよう」ということです。
応用問題では答えを教えません。
試行錯誤をしながら解いていくことによって、問題解決力がついてくるのです。

「教」は「育」を越えてはいけない

「教育」は「教える」「育つ」と書きます。
教えるほうが、育つを上回ってしまうと、教える人がいなかったら、何もできない子になってしまいます。
そういった意味で「教は育を越えてはいけない」と、僕は常に思っています。

僕が教えすぎてしまうと、育たないというふうに考えています。
教えすぎず「自分たちで乗り越えてみよう」と言って、学ばせているということです。