「親に干渉された子どもの人生が悲惨」という動画に対して「妻が過干渉な母親の場合、父親である僕にできることは何でしょうか」
という質問がきたので、今回はそれにお答えします。
「子どもが幸せになってほしい」という夫婦共通の思い
夫婦で子どもの教育に関する価値観が異なることはよくあることだと思います。
私もよく分かります。
奥さまは奥さまなりに、自分の子どもを愛し、かわいいと思うからこそ過干渉になっているはずです。
教育に関する考え方は違えど「子どもが幸せになってほしい」という夫婦共通の思いはあるはずです。
だから、お互いが少しずつ歩み寄ることが必要だと思います。
また、奥さまが親から受けてきた教育環境の影響も大きいでしょう。
奥さまが幸せな家庭を築けているのは、親御さんが愛情を持って育ててくれたからです。
それと同じ方法で教育をしようと思うことは悪いことではありませんが、間違ってしまっていることも多いです。
私たち親世代が受けてきた教育は、20年前の産業革命の時代に考えられた教育です。
そこから情報社会への移り変わり、ルーチンワークや教えられれば誰でもできる仕事はAIが代替する仕事になる時代です。
つまり、20年先の未来を見据えた教育をしていかなければなりません。
パートナーに意見を受けて入れてもらう努力が必要
奥さまは、奥さまの考え方で教育を捉え、実践なさっていると思います。
だから、奥さまが旦那さまの意見を受け入れてくれるような努力が必要です。
もしも…
- たまの休日に子どもの面倒を見ずに家でゴロゴロしている
- 「仕事で忙しい」が言い訳で子どもの面倒を奥さまに任せている
というような、子どもの教育に関心がないような態度や行動をしていたら、旦那さまの意見がどんなに正論であっても、奥さまは受け入れないでしょう。
反対に…
- 休みの日は子どもの相手をしてくれる
- 子どもの勉強を手伝ってくれる
- 家族で科学館や映画館に出掛けることが多い
という行動をしていれば、奥さまも旦那さまの話に耳を傾けてくれるでしょう。
さらに、子育てに関する勉強をしていることをアピールすることも大事でしょう。
お互いが歩み寄って意見を受け入れ合い、最善の方法を見つけていくことは夫婦間の信頼関係が絶対に必要です。
まずはその信頼関係の構築からはじめてみてはいかがでしょうか。