日本の子どもは世界の子どもの中でも自己肯定感が低いです。
自己肯定感は日々の親の言動によって大きく変わります。
今回は、子どもの自己肯定感を上げる3つの方法を具体的に説明します。
今回は、3つのうちの2つを説明します。
自己肯定感が高い子の特徴
自己肯定感が高い子の特徴は
「失敗を恐れずに挑戦することができる」「失敗から立ち上がることができる」「粘り強く挑戦し、簡単に諦めない」
などです。
このような特徴はGRITと呼ばれます。
GRITの高さと成功の関連性が、研究でも証明されています。
つまり、自己肯定感の高さは、不登校から抜け出すきっかけを与えるだけでなく、
今後の人生のあらゆる部分において、密接に関与してくるものです。
子どもたちが将来生き抜く上で重要な要素だと言えます。
①子ども良いところと嬉しかったことを毎日3つずつノートに書く
子どもと接して、良いところや嬉しかったことを毎日3つずつノートに書きます。
例
- 朝食を残さずに食べた
- 家事を手伝ってくれた
- 元気に挨拶をした
これはポジティブ心理学の考え方の1つです。
ポジティブ心理学とは、ペンシルベニア大学教授の心理学者マーティン・セリグマンが創設した
「幸せになる方法を科学的に研究する学問」です。
Microsoft社やGoogle社でも導入されています。
これを続けると、子どもの長所に気づくことが多くなり、愛情や承認を与えやすくなります。
②1日最低3回は愛情と承認を与える
愛情は「ありがとう」だけではなく「嬉しい」という言葉を添えます。
承認は「○○の力がある」「○○の承認がある」という言葉を伝えます。
1日最低3回は愛情と承認を与えましょう。
まず、ノートに書いた3つの良いところを寝る前に振り返ります。
その中から、翌日にどのような言葉をかけてあげるかを考えることで、自然と言えるようになります。
また、効果的だった言葉を振り返ることで改善していきましょう。