前回に引き続き、今回のIT用語は「メディア」です。
Webメディア
昔は、狼煙や伝書鳩で情報を伝えていましたが、そこから、電話やマスメディアが出現しました。
その次は、Webメディアです。
インターネットが生まれたことで、誰でも、いつでも、様々な情報を安価に配信できるようになり、たくさんの企業が自分たちのWebサイトをつくり、GoogleやYahoo!やぐるなびに載せて配信をしていきました。
不特定多数への情報発信には莫大な費用がかかっていましたが、インターネットが出てきてからは、安価に手軽にできるようになり、情報量が爆発的に増えました。
ソーシャルメディア
スマートフォンの普及とともに、現代の情報伝達の方法であるソーシャルメディアが生まれました。
Twitter、Instagram、YouTubeなどを通じて配信ができるようになりました。
ホームページは、企業が不特定多数に配信をするという形でしたが、ソーシャルメディアは、一般の個人が不特定多数に向けて配信ができるようになりました。
つまり、今までは多くの企業が不特定多数に情報発信をしていましたが、不特定多数が不特定多数に情報発信できるようになったということです。
総務省の発表では、20年前に比べて、情報量が約6000倍になったそうです。
これだけ情報を伝えるメディアがどんどん変わってきたということを押さえておいてください。
記録をしておくメディア
補足ですが、メディアには、情報を伝えるだけではなく、何かを残しておくという目的もあります。
記録メディア
勉強して学んだ内容をノートに書いておく
故人の意思を生きているうちに記した遺言書
デジタルメディア
ハードディスク、USBメモリ、DVDなど
記録メディアの中でもデジタル化したものをデジタルメディアと呼ぶ
ITツールだけがメディアと呼ばれるのではなく、このような情報を残しておくものもメディアと呼ばれることを覚えておいてください。