今回は、英語を話せるようになる方法についてのお話です。
私がいろいろな本を読み、論理的に考え、カナダで実践し、失敗して、0からやり直し、
少しずつ感触を掴んで英語を話せるようになったという実体験に基づいたやり方です。
なぜ英語を話す必要性があったのか?
私は15年前の29歳の時に、単身でカナダにワーキングホリデーに行きました。
その頃、実は日本脱出計画(!?)を企てており、ワーホリでカナダに行って永住権をとってやろうと目論んでいました。
カナダに行く前は日本の悪いところばかりを見ていましたが、実際にカナダで生活してみると、日本の素晴らしさを外から感じ、2年で戻ってきました。
カナダ生活2年と、前準備の半年間のことをお話しします。
英語を話せる方法が書いてある本
最初に、英語を話せる方法が書いてある本をたくさん読み漁りました。
多くの本に書いてあることは、学生時代の英語の授業とあまり変わらず、やる気が起きませんでした。
そのときに唯一、腑に落ちた本が
『英会話ペラペラビジネス100』
ビジネスコミュニケーションを成功させる知的な大人の会話術という本です。
この本がきっかけで私は英語が話せるようになったと言っても過言ではありません。
この本は「汎用性が高く、便利な言い回しができるフレーズを100個だけ覚えて会話をしよう」という内容です。
便利な言い回しとは?
例えば「お願いします」という言葉一つでも、いろいろな場面で使えますよね。
「お願いします」→「May I have」
- コーヒーが飲みたいとき「May I have a cup of coffee?」
- 田中さんと話をしたいとき「May I have Mr.Tanaka?」
- 相手の名前を聞きたいとき「May I have your name?」
このように便利なフレーズが100個載っているので、これをしっかり覚えれば話せる気になってくるんです。
この本に載っているフレーズ100個さえ覚えれば、ある程度の会話は瞬時に英語にできてしまいます。
よく使う構文をシンプルに利用することは本当に理に適っています。
私は、カナダに行く前の半年間で、この本1冊を何度も繰り返し勉強して、
本に出てくるフレーズだけはしっかりと覚えて瞬時に言えるようにしました。
CDもついているのでどこでも聞くことができました。
しかし、カナダで待っていたのは、勉強した英会話がほとんど通じないという現実です。
その理由は、次回、お話をします。