今回は、令和を生き抜く子ども達の未来について
「単純作業の仕事がなくなる」「どのような力を身につけるべきなのか」というお話です。
単純作業の仕事はAIやビッグデータに代用される
イギリスのオックスフォード大学でAIの研究を行うマイケル・オズボーン教授が
「雇用の未来 コンピューター化によって仕事は失われるのか」という論文を出しています。
その方は700以上ある職種に対して、コンピューターに取って変わられる確率を試算しました。
その結果、日本では10~15年後に49%の仕事がなくなると言われています。
- 例1:
- タクシー運転手 → 自動運転車
- 例2:
- 宅配業者スタッフ → ドローンで宅配
このように、単純作業は機械に取って変わられてしまいます。
ロボットと人間の特徴の違いとは?
ロボットと人間の特徴を比べてみます
ロボットの特徴
- ミスがない
- 24時間働いてくれる
- 給料が発生しない
- 文句一つ言わない
人間の特徴
- 時々ミスをする
- 1日8時間位しか働けない
- 給料が毎月発生する
- ネット上に愚痴を書き、バイトテロ発生
「ロボットと人間、どちらに仕事をさせたいですか?」と聞かれたら「ロボット」ですよね。
単純作業しか出来ない人はどんどん仕事がなくなっていくと予想できます。
実際、首都圏を中心に、7割を越える企業がRPAと呼ばれているロボットを導入して業務を効率化させているというデータもあります。
ロボットを導入する傾向は、もう始まっているんです。
だから、単純作業の仕事は奪われていくということを認識しておきましょう。
将来のために身につけておくべき力とは?
単純作業はAIやビッグデータにどんどん奪われていくため、AIに代用できない能力を身につけていかなければいけません。
では、AIに代用できない力とはどういう力でしょうか。
AIはプログラムされた「今ある仕事」は得意ですが
「今はまだない仕事」「プログラムされていないもの」「無から有を生み出す仕事」「0から1を生み出す仕事」は出来ません。
だから、そのような能力を身につけていかなければいけません。
0から1を生み出すために必要な力は「論理的思考力・解決力・想像力」です。
そして「思いやり・人間的な感性・人間的コミュニケーション力」をプラスアルファで持っているということが良いと思います。
このような力を身につけていきましょう。