皆様、こんにちは！デザイナーの高橋です。
最近、SNSやイラスト共有サイトで「AIでジブリ風にしてみた」という画像を見かけたことはありませんか？
まるでスタジオジブリの映画のワンシーンのようなタッチで、日常の風景やキャラクターが描かれていて、どこか懐かしく、温かみがあります。
実は今、AIを使って“ジブリ風”に画像を変換する遊びが静かにブームになっているのです。
なぜ今「ジブリ風AI」が人気なのか？
- 懐かしさ × 新しさの融合
ジブリ作品には「懐かしい日本の原風景」や「繊細な感情描写」が詰まっていて、世代を問わずファンが多いです。
その世界観を、AIの技術で自分の写真やキャラクターに投影できることで、新しい創作の楽しみ方が生まれています。 - 難しかった表現が誰でも簡単に
従来なら「ジブリ風の絵」を描くには、長年の絵の修行が必要でした。しかし今では、AIに画像を読み込ませるだけで、数十秒でジブリ風のタッチに変換できます。
プロ・アマ問わず、創作が身近になったのも大きな要因です。 - SNSとの相性が抜群
「ビフォー・アフター」形式での投稿や、オリジナルキャラをジブリ風にした動画が人気で、X（旧Twitter）やInstagram、TikTokなどでも多くの投稿がバズっています。
実際にやってみた！
私も試しに、あるキャラクターとおなじみの人物をジブリ風にしてみました！記事トップの画像はだれだかわかりましたか？
AIが描いたとは思えない、柔らかい質感と温かい表情。まさにアニメーションの世界に入り込んだような感覚です。
教育の場でも活用できる可能性
このような技術は遊びや創作だけでなく、教育の現場でも活用できると感じています。
- 子どもたちが描いたキャラクターをAIで変換し、物語をつくる授業
- プログラミング×アートの教材としてAI画像生成を活用
- 「AIって何ができるの？」を楽しく学ぶ入り口として
視覚的で楽しい体験は、子どもたちの想像力や好奇心を引き出すきっかけになります。
おわりに
技術はどんどん進化していますが、それをどう活かすかは私たち次第です。
懐かしくも新しい「ジブリ風AIイラスト」のブームは、創造力の可能性を再発見させてくれる好例ではないでしょうか。
子どもたちと一緒に、AIの世界をもっと楽しく、深く探求していけたらと思います。