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【創造力】親の関わり方で子どもの創造力が変わる!Vol.2【プログラミングで伸ばす・鍛える・高める】②

前回「子どものうちからどのようなことをやれば創造力が身につくか」というお話の中で
「多様性を認めてあげることの重要性」をお話ししました。
今回は、Nozomiでやっている事例を紹介します。

多様性を認め、個性を最大限に認める

うちでプログラミングの課題を出すときは、素材を用意しています。
例えば、カメとウサギのレースをさせるときには、カメとウサギの素材は用意してあります。
あとは、車でレースをさせる課題の場合、
車の素材やアイテムとして出てくる岩やコインは、
僕らが用意していて「これを使ってプログラミングをしなさい」と言います。

1人面白い子がいます。
その素材を「全部、自分で描きたい」と言うんです。
毎回、自分で描くんですよ。僕は、それを認めているんです。
「描きたいんだ。描いてごらん」と言います。
独特な車や、独特なカメを描くんですよ。
そういった個性を認めてあげることはすごく重要です。
それができたときに「よく頑張ったね」と言います。

このような子どもがいたときに、元々用意しているんだから「これを使いなさい」と言ってしまうと、
多様性を認めずに没個性になってしまいます。
その子の個性を最大限に認めてあげることがすごく重要だと思っています。

多様性を認めることで創造力が伸びる

そういった素材を自分でつくるとプログラミングが難しくなります。
元々、用意した素材だとうまくいくようにつくっているから、
自分で用意した素材だとプログラミングが1,5倍難しくなります。
そのような中で失敗も増えますが「自分で「やる」と言ったんだから責任を取れよ」と言います。
でも、その子はやり切るんです。全部つくるんです。

難しいところは、僕も一緒になって協力をして、ヒントをあげたりしています。
そのようにしていくと、創造力がどんどん伸びていきます。
プログラミングをただやらせれば良いのではなく、
創造力をつけるためには多様性を認めてあげながら活かしてあげるやり方をしなければいけないということです。

子どもの多様性を認めてあげましょう。
親は、自分たちが受けてきた教育と、今の教育はまったく違うということを知り、意識を変えないといけません。
これから生きていく上では、まずは親が発想を変えるということが重要です。