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子供たちへの指導について

今日は最近子供たちに教えていて気づいたことをお話ししたいと思います。

子供たちの指導と行動の重要性

子供たちにはいろんな子がいるので、その子に合わせた指導をしていますが、時々プログラミングをしているときに真面目に考えているけど、なかなか実行に移さない、つまり画面操作をしない子がいます。そういった時に僕がする話を今日はしたいと思います。動画でマトリックス図を出していますが、これは上に行くほどよく動く子、右に行くほどよく考える子を示しています。例えば、1番はよく考え、よく動くエリアになります。

つまり、目指すべきはこの1のエリアです。その反対の4番は、動きもしないし考えもしない子です。この場合、やる気がない状態になり、僕らとしてもどうしようもありません。大体の子は2番か3番のどちらかにいます。3番の子はあまり考えずにとにかく動き回る子で、2番の子は考えるけどなかなか行動に移さない子です。では、2番と3番のどちらがその子の未来にとって良いかを考えてみてください。答えは圧倒的に3番、つまり全く考えずに動く子です。こちらの方が将来求められます。それはなぜかというと、以前は作れば作るほど売れる時代でした。上から言われた通りに動いて生産すれば物が足りない時代だったので、どんどん売れる時代でした。しかし、少子化が進むと、少ない買手を取り合う状況になります。同じものを普通に売っても売れなくなるので、選ばれるためには試行錯誤をしなければいけません。

行動することの重要性と失敗の価値

例えば、ラーメン店をオープンしても、最初は来てくれるかもしれませんが、2年3年と経つうちに他のラーメン店との差別化が必要になります。新しい具材を考えたり、とりあえず色々試してみることが重要です。考えるだけで動かない子は成果が0ですが、動きまくる子は100個の失敗があっても、それが成果となります。なぜなら、100個の失敗から何がダメなのかが分かるからです。全く動かないと何がダメなのかも分からず、成果が0になります。今後はよりよく動く子が求められます。もちろん、よく考えて動く方がいいのですが、まずは動くことが大事です。

未来を見据えた子供たちへの指導

例えば、プロダクトライフサイクルがどんどん短くなっています。タピオカ店がいい例ですが、10年前に流行って色んなお店ができましたが、今はほとんど見かけなくなりました。このように、一時流行ったものでも長くは続かない時代になっています。だからこそ、新しいアイデアが必要で、それを試すためには動くことが重要です。一発で答えを出せるのはよほどの天才だけで、大体はたくさんの失敗から成功を見つけ出すものです。だからこそ、動いて失敗を積み重ねることが大事です。

失敗をすると当然傷つきますが、それに立ち直る力が大事です。だから、より動いて失敗しなさいと教えています。失敗に慣れて立ち直り、改善することで、子供たちの将来に役立つと考えています。今日はその話をしました。まだ暑い日が続いていますが、皆さんも体調に気をつけて過ごしてください。今日は以上です。ありがとうございました。