前回「えんとつ町のプペル」のあらすじをお話ししました。
今回は「えんとつ町のプペルから学ぶ子育て」というテーマでお話をします。
えんとつ町のプペルとなかのりPGの経験
「えんとつ町のプペル」には「子どもに対して夢を見させられるような親であるのか」「子どもに「大きな夢を持て」と堂々と言えるのか」
という子育ての重要なテーマがありました。
私も独立する5年前までは、えんとつ町の住人の一人でした。
独立する勇気も力もないくせに、会社に不満を持ち、上司の悪口を陰で言い、テレビやワイドショーを見て芸能人の批判をする、そんな人間でした。
しかし、こんな私にも3人の子どもができました。
- 長男「遥希」…遥かなる大きな希望を持ってほしい
- 次男「勇希」…希望を持ち、勇気を振り絞って立ち向かってほしい
- 三男「桃希」…希望に向かってどんどん挑戦してほしい
子どもにその想いを堂々と伝えられるのか。
自分の背中を見せられるのか。
そう自分で考え、会社を辞め、自分の会社をつくり、想いを形にするスクールをつくり上げると決意しました。
その約束の証として、3人に共通する「希(のぞみ)」から、Nozomiプログラミング&Webスクールという名前にしたんです。
私の夢は「仙台を日本のシリコンバレーにすること」「日本の教育を変え、日本の将来に必要不可欠な人財をたくさん輩出すること」です。
こう決意した日から誹謗中傷や嫌がらせをたくさん受けました。
だからこそ、えんとつ町のプペルに心を打たれたのです。
大きな夢を持って挑む勇気
私が好きなシーンは、ルビッチがはしごを登るシーンです。
はしごがバランスを失って揺れるたびに恐怖で登れなくなります。
その姿を見ていた父が「下を見るから怖くなるんだ。常に上を見続けろ」と言います。
私は「下=失敗」「上=夢」だと解釈しました。
大きな夢を持ち、それを絶対に叶えるという覚悟を持って挑むこと。
1日1日、1秒1秒を大切にし、誰よりも勉強し、努力し続け、圧倒的な強さを手に入れること。
事態が好転するのを待つのではなく、好転するように仕向けること。
この映画からそれを続けていく勇気をもらいました。
映画の最後に読まれる、ルビッチの父がつくった紙芝居の全セリフに、西野さんの想いがすべて込められています。
ぜひ、映画を見てみてください。