こんにちは! 今日は、Nozomiが行っているコミュニケーション指導についてお話ししたいと思います。 このテーマは、以前「Nozomi」と「他校」の違いについて話した際にも少し触れましたが、今回は具体的な指導内容を深掘りしていきます。
子どもたちに伝えている3つのポイント
Nozomiで子どもたちに日々伝えていることは、大きく3つあります。
挨拶をしっかりする
挨拶はコミュニケーションの基本です。「おはようございます」「ありがとうございます」など、自然にできるようになることが大切です。
はっきりと答える
「分かりません」でもOKです。間違えても構いません。大事なのは、自分の考えや気持ちを言葉にすることです。黙っているのはNG。分からない時には「分かりません」と伝えたり、「少し考えるので1分ください」といったコミュニケーションを促しています。
5秒以内に答える
質問されてから黙り込んでしまう子も多いですが、5秒以内に何らかの答えを返す習慣をつけるよう指導しています。考える時間が必要な場合でも、すぐに「少し時間をください」と伝えることが大切です。
なぜ今、コミュニケーション指導が必要なのか?
コミュニケーションを重視する理由は大きく3つあります。
リモートワーク時代への適応
リモートでの仕事が増える中、対面以上に明確な意思表示が求められる時代が来ています。特にオンライン会議では、顔が見えない場合も多く、大きな声ではっきり話すことが重要です。「黙る」ことは誤解を招く可能性もあります。
AIには代替しづらいスキル
将来的にAIが多くの業務を担うようになるとしても、人間らしい感情やユーモアを含むコミュニケーションはAIには難しい部分です。「この人と話したい」「人間らしい会話が心地よい」と感じてもらえる力がこれからの時代には必要だと考えています。
私自身の経験からの実感
私が仕事で成果を上げられるようになったきっかけは、コミュニケーション力が向上してからでした。かつてはコミュニケーションが苦手で、プログラマーという職業を選びました。しかし、歳を重ねるにつれ、お客様との対話や提案が重要になり、説明力や雑談力が欠かせないことを痛感しました。これができるようになったことで、仕事の幅も広がり、成功へと繋がったのです。
スクールで目指す未来
子どもたちに伝えたいのは、「自分の意思を明確に伝える力」と「相手が気持ちよくなるようなコミュニケーション」の重要性です。これらはAIが進化しても、社会で求められる力だと確信しています。
挨拶ができる人、はっきりと自分の意見を伝えられる人、そして相手の気持ちを考えた行動ができる人。そういった力を育てるため、これからも子どもたちへの指導を続けていきたいと思っています。