無料体験

Nozomiの宿題についての考えかた

こんにちは!今回は「読解思考力講座」で感じたことや、子どもたちに宿題を出すときの考えについてお話しします。

「読解思考力講座」で感じたこと

Nozomiでは、「読解思考力講座」を2年前から開講し、子どもたちの語彙力や思考力、要約力を育てる取り組みを行っています。この講座の目的は、単に知識を増やすことではなく、子どもたちが本質的な力を身につけ、考える力を育むことにあります。
実は私は宿題に対して慎重な考えを持っていて、むやみに宿題を出すことはしたくありません。宿題を課すことで、子どもたちに強制感を与えてしまったり、意欲を削ぐ原因になってしまうことがあるからです。
ですが、この「読解思考力講座」では、語彙力や要約力、思考力のトレーニングの一環として、時には宿題を出すことがあります。その理由は、子どもたちが講座時間内に課題を終えられない場合があるためです。

宿題は「結果を出す力」を育むもの

宿題を出す際には、子どもたちに「なぜこの課題をしているのか」「何を目的に学んでいるのか」をしっかりと意識してほしいと伝えています。この「目的意識」を持って宿題や学びに取り組む重要性を伝えるために、私はプロ野球の例を話すことが多いです。
プロ野球のチームには限られた人数枠があり、毎年新しい選手がドラフトで入ってくる一方、結果が出せなかった選手はその枠を空けなくてはなりません。どれだけ練習を積み重ねても、結果が伴わなければ評価されない厳しい世界です。
これと同じように、子どもたちには「ただ取り組む」だけでなく、「結果を出すことの大切さ」を考えてもらいたいと考えています。

講座では、覚えた語彙をその場で聞くこともあります。意味をすぐに答えられるかどうかが重要で、ただ覚えるだけでは本当の力にはなりません。社会に出ると、結果を求められる場面が多くなります。
私たちのスクールでは、こうした「結果にこだわる力」を育てたいと思っています。

「目的意識」を持って取り組む大切さ

講座では宿題を出す前に、「この課題に真剣に取り組む覚悟があるか?」と子どもたちに確認しています。無理にやらせるのではなく、目的を理解して意欲を持って取り組む姿勢が成長につながると考えているからです。
また、こうした目的意識はプログラミングの授業でも伝えています。「これを学ぶことで君たちの将来にどう役立つのか?」という視点を持ってもらうことで、学びの質が高まり、より深い理解が得られると信じています。

これからも、結果と目的意識を大切にしながら、子どもたちを支えていきたいと思います。今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!