インターネットやITに関する知識は、小学生の低学年のうちから学んだほうが良いです。
そうは言っても「大人になってからでも遅くないのでは?」「自分のスマートフォンを持ってからでも良いのでは?」と思われる方も多いと思います。
私が小学生の頃は、ファミコン世代でした。社会人になった約20年前は、インターネットに関する知識は大人になってから学べば良いものでした。
ただ、そこから時代は変わっています。
時代による遊びの変化
- 赤ちゃん
- 親が家事に集中したいときに、子守りのためにスマートフォン(知育アプリ)を使うことが多くあります。
親がスマートフォンを使っているのを見ているので、子どもは興味を持ちます。
生まれたときからスマートフォンに触れる世界があるのです。 - 小学生
- DSやSwitchなど、ゲームをやるようになります。先日、驚いたエピソードを紹介します。
- (エピソード1)
- 小学生が複数人集まって、公園のベンチでDSの通信ゲームをやっていた。
- (エピソード2)
- 私がマクドナルドで、電源を使える席でパソコンを使って仕事をしていたら、小学生の視線を感じた。どうやらDSを充電したかったらしい。
- 中学生・高校生
- 自分のスマートフォンを持つようになります。
「青少年のインターネット利用環境実態調査(内閣府)」によるとスマートフォンの所持率は…- 小学生29,9%
- 中学生58,1%
- 高校生95,9%
高校生になれば、メルカリで不要品を売ったり…。
インターネットは生活に欠かせないものだからこそ学ぶ必要がある
このように、今の子どもたちは、生まれたときからインターネットが生活の一部になり、欠かせないものになっています。
しかし、小学生がゲームをしているときに「インターネットに繋がっている」という意識はありません。
インターネットは「見えないもの」「空気のようなもの」であり「無意識に全世界と繋がっている」ため、危険なこともたくさんあります。
だから、小学生のうちから、インターネットの知識を学ぶ必要があるのです。