今回は、先日発表されたAppleのニュースについてお話しします。
iPhoneにChatGPTが搭載される未来とは？
Appleは、iPhoneにChatGPTを導入することを発表しました。これは、教育にどのような影響を与えるのかについて考えてみたいと思います。Appleの発表によると、文章の予約や画像作成、必要なデータの探索などにChatGPTが活用される予定です。これにより、AIがより身近なものとなり、日常的に利用できるようになるでしょう。
現在、ChatGPTの登場によってAIは既に身近な存在となっていますが、それでもまだ多くの人が利用していないのが現状です。しかし、iPhoneに標準搭載されることで、AIの利用が一層一般化することが予想されます。
学校教育が抱える課題とテクノロジーの進化
こうした変化が学校教育にどのような影響を与えるのでしょうか？現在、小学生の約4割、中学生の約8割が自分専用のスマホを持っています。こうしたツールを使って子供たちは自然と学び、使いこなせるようになるでしょう。
親世代よりも、子供たちの方がテクノロジーに詳しくなる時代が来るかもしれません。
一方で、学校の教育カリキュラムは10年に1回しか改定されません。この間に社会やテクノロジーは大きく変化しますが、教育はその変化に追いついていないのが現状です。
授業参観や宿題を見て、懐かしさを感じることが多いのもその証拠です。社会の変化に取り残されているのが、現状の学校教育なのです。
また、学校の先生は子供たちの将来に責任を持っていません。小学校の先生であれば、子供が卒業するまでが仕事です。日々の授業や業務に追われ、将来的なことを見据えた教育をする余裕がないのが現実です。
これからの教育に求められるもの
私は、今後はプログラミングやITテクノロジーを使いこなせる力がますます重要になると考えています。これらを使って社会の問題を論理的に解決できる力が求められるのです。
そのため、私はカリキュラムをどんどん変えていき、効果的に身につけられるようにしています。
さらに、自分で深く学習できる力も重要です。好きなものを深く学ぶことで脳が活性化し、他の教科にも良い影響を与えることが科学的に証明されています。
例えば、前回お話しした銀の匙という小説を深く学ぶことで得られる学びの楽しさも同様です。学校の教育が役に立つものだと感じることは少なく、無意味な受験勉強に時間とお金を投資するよりも、もっと違ったことに投資すべきだと思っています。
私が言いたいのは、もっと子育てに関してポリシーを持ってほしいということです。目の前のことだけでなく、将来を見据えた子育てをしてほしいのです。
良い高校や大学に入れることが目標ではなく、将来を見据えた教育が必要です。
私はこれからも、真の教育について考え続け、皆さんにお伝えしていきたいと思っています。