Nozomiでは、プログラミングコンテストに出た子たちは、短期間で加速度的に成長しています。
プログラミングコンテストの流れは
- 作品をつくるための題材を決める(ゲーム、クイズ、音楽、物語など)
- 作品づくり&期間内に提出
です。
結果に関係なく、コンテストに参加した子は飛躍的に伸びています。
今回は、その理由についてお話しします。
期限が決まっている
夏休みの終わりになると宿題で頭がいっぱいになった経験はありませんか?
そうすると宿題が最優先課題になりますよね。
そのため、宿題をやる気になり、集中できます。
これは、心理学で「締め切り効果」と言われます。
「この作品はいつまでに終わらせる」という区切りをつけて、時間の制限を設けたほうが集中力が上がるんです。
コンテストでは作品の提出期限があり、その期限までに作品づくりに一生懸命没頭します。
プログラミングの作品をつくるときに、すべてが順調にうまくいくということはありません。
試行錯誤・思考錯誤を繰り返し行うことによって、論理的思考力や問題解決力が育つというのがプログラミングの最大の特徴です。
期限が決まっていることにより、集中した状態で、この鍛錬が行われ、相乗効果が生まれているということです。
目標が明確化する
何かに集中しようとしても、やる気が起きなければ集中できません。
そのやる気を引き出すには、まずは目標や目的を設定することが大切です。
何のために勉強しているのかが分からないと集中できません。
プログラミングコンテストには、優勝・準優勝・入選など、明確な目標があると同時に、ノートパソコンや図書券などの副賞がつく場合も多いです。
それをとったときを想像しただけで、脳からドーパミンというやる気ホルモンが出てきます。
Nozomiでは、作品の題材をすべて子どもたちに決めさせています。
それは、自分で考えた作品を完成させるという目標をつくってあげるためです。
当然、子どもたちよっては、今の自分のレベルでは難しいような作品をつくりたがる子もいます。
しかし、今までコンテストに参加したすべての子は、決めた作品を期限内に仕上げて提出しています。
作品づくりは、苦労した分だけ、作品への愛着が深くなります。
その愛着を形にするという目標ができた時点で、ある意味、成功と言えるでしょう。