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なぜ十二支の中に、架空の生物である龍が入っているのか。

こんにちはNozomiでデザイナーをしている高橋です。もうすぐ年末ですね。先日、娘が例年の干支、龍の絵を描いてカレンダーを作っていました。よく考えると、なぜ十二支の中で唯一実在しない龍が入っているのでしょうか?気になったので調べてみました。

十二支(じゅうにし)に龍が含まれている理由は、中国古代の文化と神話に根ざしています。中国の伝統的な文化では、龍は強力な象徴であり、古代の神話や伝説において重要な役割を果たしてきました。龍はしばしば力、威厳、繁栄を象徴するとされ、古代の皇帝の権力や威光を表すシンボルとしても用いられていました。

十二支は、もともと中国の暦や占星術における時間の計算方法の一部として発展しました。このシステムでは、12の動物が特定の年、月、日、時を表すために使われています。龍がこのシステムの一部として取り入れられたのは、その神秘的で強力な特性が高く評価されていたためと考えられています。

また、龍は自然界のさまざまな要素や現象と結びつけられており、雨をもたらす存在として農業に依存する古代中国社会にとって非常に重要でした。このように、龍はただの想像上の生物ではなく、自然界と人々の生活に対する深い象徴的意味を持っていたのです。

このため、龍は十二支において実在する他の動物(例えば牛や馬など)と並んで重要な位置を占めるようになりました。十二支における龍の存在は、中国文化における龍の重要性と影響力を反映していると言えるでしょう。

という理由のようです。それだけ龍が特別な存在だったのですね。龍にあやかって、来年はより特別な年になるよう努力していきたいと思います^^