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仙台育英優勝から学ぶ子育て①

今年の甲子園では、仙台育英が見事優勝しました。
甲子園を見て「すごいな」と感動した方も多いと思います。
Nozomiに通う子には「すごいな」で終わってほしくありません。
この優勝がちゃんと計算されたものだということを感じ、自分たちが何か成功するためのきっかけを学んでほしいです。
今回のなかのりブログでは、仙台育英が優勝した根拠をお話しします。

仙台育英のモットーは全員野球

仙台育英は、全員野球をモットーとし、1回戦ではベンチ入りメンバー18人が出場しています。
ピッチャーは5人いて、5人がそれぞれ投げていました。
特にエースピッチャーはいないということです。
一番投げたのは、斎藤くんで213球でした。

4年前、秋田県に金足農業というチームがありました。
そのチームは逆で、レギュラー9人が代らずに決勝まで出ました。
ピッチャーは、日本ハムに行った吉田輝星くんでした。
最終的に大阪桐蔭に負けてしまい、準優勝という結果になりました。
吉田輝星くんは881球投げています。
つまり、斎藤くんの4倍です。
僕も見ていましたが、決勝戦では疲れていて本来の力が出せていないと思いました。

今までは、エースピッチャーがいて、そのピッチャーができるだけ投げるというやり方でしたが、今回、仙台育英は5人のピッチャーが役割分担をして投げるということでした。
高校選抜では5人中1人しか選ばれておらず、飛び抜けた投手はいません。
しかし、5人いるから、スタミナを気にせずに思い切って投げられるところも良かったと思います。

常識を疑う

9人のレギュラーがずっと出ていて、エースピッチャーが1人いるという常識を覆した戦い方だったと思います。
今の須江監督になってからは、最初からこういう戦い方をしていました。
最初に甲子園に出たときは、とにかく選手をこまめに代えていて「なんでだろう」と思って見ていましたが、今、思うとすごく納得です。
このように、今までの常識を疑い、時代に合わせてより良い方法を見つけていくという思考が大事だと思います。

実際に、ロボサバで、普通の子がやらない方法で優勝した子がいました。
そのような発想は、これからすごく大事になってくると思います。
今までの固定概念で商品をつくっても売れません。
今あるものに対してプラスアルファで何かを変えていくという思考はものすごく重要です。
このようなことをロボサバやプロコンにも出していただければと思います。