本日は、最近読んだ新聞記事についてお話ししたいと思います。
読書しない人が6割に!その原因とは?
この記事で注目したのは「月に1冊も読書しない人が6割に達する」という内容です。これは、2024年3月に16歳以上の6000人を対象に行われた調査の結果だそうです。
その調査によると、3559人から有効な回答が得られ、そのうち59.3%の人が「月に1冊も本を読まない」と答えたというのです。この数字、実は2018年の調査では47.3%でした。それが5年で15.3ポイントも増加しているんですね。
特に、高校生を含む若い世代の読書離れが進んでいるのではないかと言われています。もちろん、大人の中にも読書をしない人は増えていますが、特に若い世代に顕著な傾向があるようです。
スマホやサブスクが原因?SNSの影響も?
なぜこれほど読書離れが進んでいるのでしょうか?僕は、スマートフォンやサブスクリプションサービスが大きな影響を与えていると思います。
僕が子供の頃は、ファミコンが家庭に1台あるだけで、ゲームができる時間も限られていました。テレビ番組も自分の好きなものを録画して後で見るしかなく、それも1つの番組だけでした。ところが今では、AmazonプライムビデオやNetflix、AbemaTVなど、月に数百円から数千円で膨大な量の動画コンテンツが楽しめる時代です。
さらに、YouTubeには毎日何万本もの新しい動画がアップロードされていて、それらを全て見るのは不可能なくらいです。こんなに多くのエンターテイメントが手軽に楽しめる現代では、読書の時間を作るのが難しくなっているのかもしれません。
もう一つの大きな要因として、SNSの存在があります。Twitter(現X)やInstagram、TikTokなど、次々と情報が流れてくるため、それを見ているだけであっという間に時間が過ぎてしまいます。これもまた、読書時間を奪う一因になっているのではないでしょうか。
読書に代わる知識の取り入れ方
僕自身、昔よりも読書の量が減っているのを実感しています。でも、それは単に忙しくなったからではなく、読書に代わる情報収集の手段が増えたからだと思います。例えば、YouTubeで教育系の動画を見たり、NewsPicksで最新のニュースや知識を得ることができます。
読書は知識を得るための手段の一つです。だから、他の方法で知識を吸収できるのであれば、読書だけにこだわる必要はないのではないかと思います。
とはいえ、誘惑が多い現代だからこそ、いかに自分をコントロールして学びの時間を作るかが大切だと改めて感じました。