2020年4月から小学校でもプログラミング教育がはじまりましたが、いまだに様々な不安の声が上がっています。
なぜ不安を感じているのでしょうか。
どうやって解決すれば良いのでしょうか。
今回はそのようなお話です。
不安の声
親の不安
- 「わが子がついていけるか不安」
- 「家でどうフォローすれば良いのか」
- 「学校でどんな授業をして何を学ぶのか?」
- 「学校だけに任せて大丈夫?」
教職員の不安
- 「子どもたちの期待に応えなきゃ」
- 「自分自身がITに詳しくないから教える自信がない」
- 「子どもたちにがっかりされないか」
- 「予想外の事態への対応が難しい」
教職員がプログラミング教育に不安を感じる理由とは
2019年4月26日に教育ネットというところが、小学校のプログラミング教育について、教職員の実態と意識調査の結果を公表しました。
そこで、東京都の教職員の約98%の方が「授業の実施に不安」を感じていることが分かりました。
その要因は3つ考えられます。
- ①採用試験のときにプログラミングという科目はなかった
- 今、働いている先生の大学受験・採用試験ではプログラミングという科目はなかったため、ゼロから勉強して教えるという現実。
- ②教科書・カリキュラムがない
- プログラミングの手引きはあるがカリキュラムや教科書はないため「どうやって教えたら良いのか」先生が考えていかないといけない。
- ③忙しくて勉強する暇がない
- 公立の学校の教員には「給特法」という法律があり、給料の月額4%相当を
「教職調整額」として支給する代わりに、時間外勤務手当や休日勤務手当を支給しないと決めた法律。
つまり、少しの固定残業費が支給される代わりにいくらでも残業させ放題。
すでに教職員は目一杯働いている。
私たち(Nozomi)にできること
私はプログラミングを子どもたちに教えているという経験を持って、
少しでも学校の先生が負担なく子どもたちにプログラミングを伝えられるように、このYouTubeでそれを伝えていきます。
具体的には……
- 子どもたちにとって、プログラミングはなぜ必要か
- プログラミングはどうやって教えれば良いか
- プログラミングで便利なツール「Scratch」「micro:bit」などの準備と事例 など。
これから何回かに分けて、教職員の方はもちろん、自宅でお子さんにプログラミングを教えてあげたいという
親御さんにも役立つ内容をお話ししていきます。