こんにちは!Nozomiデザイナーをしている高橋です。
寒暖差の激しい日が続いていますが皆様体調は崩されていないでしょうか?
とはいえ季節はもう春なので、たくさんの春野菜を見かけるようになりました。
先日実家に行った際、近所の方が朝に置いていった蕗(ふき)をもらい初めて煮てみました。
アクが強く皮も剝かなくてはならないので下処理に時間がかかったのですがまあまあおいしくできたと思います。
蕗は通年を通して見かけることはなく、にんじんやきゅうり等の野菜と違って食卓に上がる回数は多くはないと思います。
食べながら考えたのは、繊維が多く栄養はどのくらいあるのだろうか?下処理も多いし苦味があると苦手な子供は多いし、そもそもあの「ふきのとう」と同じものだよね?と蕗について知らないことばかりでしたので調べてみました!
名前の由来は冬に黄色い花を咲かせることから冬黄「ふき」となったと言われています。
そしてほぼ繊維と水分のように見えてしっかりと栄養がありました!
ふきは96%近くが水分ですが、他に食物繊維やカリウム、ポリフェノールを含んでおり、コレステロールの吸収抑制や血圧の上昇抑制、むくみの予防や改善に効果があります。
蕗の特徴的な香りや苦みの成分はポリフェノールによるものだそうです。
蕗に含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、動脈硬化といった生活習慣病の予防や老化を防ぎ、免疫力を高める作用もあるので風邪の予防にも効果があります。
また、花粉症を緩和する働きにも期待が高まっています。さらには消化液を促進する働きもあるので、胃腸の働きを良くしてくれるそうです。
なんて春にぴったりな栄養素でしょうか!
やはり旬のものを食べるというのは身体に大切なんだなと思いました。
気になる「ふき」と「ふきのとう」の違いは、同じ植物からとれるものですが、「ふき」は地下茎と葉をつなぐ葉柄の部分で、「ふきのとう」は春先に土から顔を出す花蕾だそうです。
ふきのとうの旬はふきよりも少し早い2~3月です。
ちなみにふきのとうはさらにたくさんの栄養素を含んでおり、食べる薬とも呼ばれ、乾燥させたものは漢方としても使われるそうです。
気になる方はぜひふきのとうも調べてみてください^^
スーパー等での選び方ですが、葉が鮮やかな緑色をしていてみずみずしく新鮮なもの、一般流通している種で言うと、柄の部分が太くなりすぎず、なるべく空洞が無い物の方が柔らかいと言われています。
さらに、根元から上の方に進む中で、太さに極端な違いの無い物を選び、手に取った時に垂れてしまわないような、柄に張りがあるものを選ぶと良いそうです。
収穫からどんどんアクが強くなってくるので、買ったらすぐ下処理をした方が良さそうです。
最初に筋をとると手が黒くなりなかなか落ちづらいそうですが、私は最初にあく抜き、下ゆでをしてから剥いたので全く黒くはなりませんでしたのでこちらの方法がおすすめです!
蕗の旬は、3月から初夏にかけてですのでまだまだこれから食べられますね。
体調を崩しやすい時期ですので蕗を食べて元気に頑張りたいと思います。