今回のなかのりブログは、高校入試のお話です。
なぜ入試対策がプログラミングなのか
前回は大学入試のお話をしましたが、大学入試が変われば高校入試も変わるということは、なんとなく分かると思います。
今まで、高校入試は、知識があれば解ける問題(僕は知識解法問題と呼んでいます)でしたが、読解力が必要な読解思考問題に変わっています。
高校入試の過去問を見てみてください。
それを見れば一目瞭然です。
昔は、知識があれば解けた問題でしたが、今は、知識があっても解けない問題がものすごく増えています。
そして、時事問題、最近の社会情勢や経済情勢、情報リテラシーなどの問題が非常に多くなっています。
読解力も必要ですが、論理的思考力も必要です。
問題文を読んで「これが答えとなっては、明らかにおかしい」という選択肢が絶対に含まれているという問題が増えてきています。
つまり、問題を正しく読み解いて、論理的に考えることができれば解ける問題が多くなっています。
前回、今の高校生は成績が、できる子とできない子が二極化しているというお話をしました。
論理的に解きほぐし「これは正しい」「これは正しくない」と判断できるような子は、高校入試、大学入試でも成功するし、将来的にも成功します。
そのような力を備えるために、プログラミングを使いましょう。
なぜかというと、プログラミングは、論理でできているので、辻褄の合わないことの場合、必ずエラーになります。
そのエラーの箇所を見つけて、辻褄が合うようにしていくということが、プログラミングの原理です。
Nozomiでは、そのような問題を反復練習します。
皆さんも、お子さんがプログラミングドリルを一生懸命やっているところを見ていると思います。
問題に関しても、試行錯誤を繰り返さないとできないような問題、わざと難しい問題にして、それを解いてもらっています。
だから、Nozomiで習っていれば、論理的思考力や問題解決力は自然と身についていきます。
プログラミングは論理的思考力を鍛えるために最適な材料
論理的思考力を鍛えるためにプログラミングよりも良い材料はありません。
僕がプログラミングをはじめたきっかけは、論理的思考力を鍛えるためではなくて、将来、自分の天職を見つけたいと思ったからです。
結果的に、プログラミング力と同時に、それ以上に論理的思考力が伸びたという経験があります。
僕は、サポートしてくれる人がいなかったので、エラーが出たら自分で直すしかありませんでした。
そのときは、インターネットにもプログラミングに関する記事はなかったので、本を買って自分で調べるしかありませんでした。
調べて答えが出なかったら、自分でいろいろと試行錯誤するしかありません。
だから、論理的思考力が勝手についていったんです。
子どもたちにも同じような手法で教えています。