国際標準へ!高専「準学士」が学位に格上げ
今日は、私がこれまで何度も「高専最強だよ」と力説してきた、高専(高等専門学校)に関する新たな、そして大きなニュースをお伝えします。それも国(文部科学省)から出たニュースです。国も本気で高専の質の高さを認め始めたということが、ひしひしと伝わってくる内容です。
まず一つ目の大きなニュースは、これまで高専卒業生に与えられていた「準学士」が、「称号」から「学位」へ変更されるというものです。この違い、分かりますか?学歴として認められる、ということです。これまでは海外では認められず、学歴を証明できませんでしたが、「学位」になることで海外でも通用する資格になります。海外で働きたい、ビザを取りたいとなった際に、これまでは「高卒」レベルと見なされていたのが、しっかりと「学位」として証明されるようになります。国際的に通用する学歴になった、というのは非常に大きな意味があります。
巨額20億助成!国が高専の質の高さを認定
二つ目の大きなニュースは、今後、公立または私立で新たな高専を設立する場合、国が20億円を上限に支援(助成)するという発表です。これは、国としても高専を増やしていきたいという本気の現れです。
高専というと、ロボットや情報系、プログラミングといったイメージが強いかもしれませんが、これからはITの活用があらゆる分野に広がっています。例えば、農業分野 of テクノロジーを学ぶ「農業テクノロジー高専」のような場所が求められています。日本は食料自給率が低く、海外に依存しています。また、農業の高齢化や後継者不足も深刻です。テクノロジーを使って、人手をかけずに効率的に農業を行うことは、日本の未来にとって必須です。国もそうした分野での高専の役割に注目しているのだと思います。
大学より高専5年でスキルを磨く!
国や企業が認めている高専生ですが、私は全員が高専に行くべきだとは思いません。しかし、これからの時代、AIに代替されるような知識を持っていても仕方がありません。「この部分はAIに任せよう、この部分は人間がやろう」と理解し、AIを使いこなせる人材が求められています。
高専に行く行かないに関わらず、テクノロジーのことは学んでおくべきです。当塾でもAI学習を取り入れていますが、テクノロジーを身近な武器にしていくことが大事です。AIに代替できない力を子どもたちに育てていく方針は変わりません。
高専は、将来に向けて5年間しっかりと勉強できる環境です。確かに、厳しさはあります。高校3年分の数学を1年半で終わらせるというスピード感は大変ですが、それを乗り越えた分、5年間で得られる経験値は計り知れません。
大学は夏休みや冬休みが長く、週休4日になるなど無駄に休みが多い仕組みになっていますが、高専は変な休みなくしっかりと将来へ向けて勉強に打ち込めます。大変な分、卒業時のアドバンテージは圧倒的です。これからも高専の新しい情報があれば紹介していきます。