今回は、前回の続きで、ブロックチェーンについてお話しします。
ブロックチェーンは次世代のインターネットと言われていて、5GやAIよりも社会に革新を起こす。
と言われているくらい重要な技術です。
今の時代、インターネットが無いと、とても困るけど、将来はそれと同じくらいブロックチェーンが無いと困るって未来が来ます。
物々交かんの時代から、金を間に入れた金本位制という制度が実施されたことで、お金の仕組みが出来上がりました。
この頃から、一部の銀行が通貨の流れを管理し、その中で利子という形で利益を得るようになった。
そして、ニクソンショックにより、通貨と金を交換しなくなり、金の総量に限らず通貨を作れるようになったことから、
ますます一部の銀行だけが恩恵を受けるような仕組みができてしまった。
これが当然のことだし、ある意味しょうがない。
そもそもそこまで深く考えてはいない。
という人がほとんどだと思います。
そんな中で、世界中でただ一人、サトシ・ナカモトだけは、このお金の仕組みに疑問を抱き、
全世界の人が公平なシステムを作ることをあきらめていなかったのです。
「お金」を人々の手に取り戻すというサトシ・ナカモトの想いが結晶し、誕生したのがビットコインという新しい通貨なのです。
そして、過去に何度かあった事件で、ビットコインはもう終わったと言っている人もいる。
しかし、ビットコインの仕組みを使ったブロックチェーンで、様々な仮想通貨が生まれている今日。
インターネットの誕生が世界に情報革命を起こしたように、
仮想通貨によって、これからの「お金の仕組み」が大きく変化しようとしているのです。
銀行が管理する今の法定通貨の仕組みと、それらに反旗を翻したサトシ・ナカモトとその想いに共感する多くの人達。
この戦いはこれからも、まだまだ続いていきます。