今回のなかのりブログは、前回に引き続き、誹謗中傷についてのお話です。
匿名という傘に隠れた誹謗中傷
SNS、特にTwitterでは、誹謗中傷が本当にひどすぎます。
例えば、有名人が悪いことをしてしまったとき。
その有名人はもちろん悪いです。
でも、匿名という傘に隠れて、言いたいことを言いまくり、それを見た人がどういう気持ちになるかを考えずに誹謗中傷するというのは、すごく嫌な世界になったなと思います。
有名人やお金持ちに見ず知らずの人がなぜ攻撃をするのか、僕にはまったく分かりません。
そもそも、有名人やお金持ちは、僕らよりもたくさんの税金を払っています。
それによって、地下鉄に安く乗れたり、図書館などの公共施設を借りられたりするんです。
そのようなことを一切考えずに、妬みか何かで貶めるような社会は本当に嫌だなと思います。
「Instagramに写真をあげたい」「Twitterでつぶやきたい」という子どもたちも絶対にいるので、SNSを使うことは否定はしません。
でも、自分が匿名の状態で誰かの誹謗中傷するような人間にはなってほしくないと強く思います。
そして、そのような指導もしていかなければいけないと思っています。
批判される人は成長する
僕がすごく考えさせられた言葉があります。
サッカーのワールドカップ予選で日本がなかなか勝てなかったときに、サッカー日本代表の森保監督にめちゃくちゃ誹謗中傷がきました。
Twitterなどのネット上で攻撃されていました。
そのときに、森保監督が、元監督の岡ちゃん(岡田氏)に相談したときに、岡ちゃんは
「批判される人は成長する。批判する人は成長しない。批判する人は、自分の成長を犠牲にして他の人を成長させてくれているんだよ」
と言ったそうです。
なるほどなと思いました。
言い方に関しては語弊があるかもしれませんが。
僕は、子どもたちには「批判される側」になってほしいです。
成功している人は絶対に批判をされます。
当然、批判がなくなるのがベストですが、絶対になくならないと思います。
だから、批判を受け止めながらも乗り越える、屈強な人間になってほしいです。
デジタルの時代に生きていく子どもたちは、強くたくましく、批判に負けずに生きていってほしいと思います。