前回、「サブプライムローン」について少しお話をしました。
サブプライムローンは一言で言うと、「審査ゆるゆる住宅ローン」です。
今回はその続きです。
当時のアメリカは景気が良くて、家を欲しがっている人がたくさんいたんです。
家を欲しい人が多いということは、家の価値が高くなるということですよね?
だから、審査をゆるくして、最悪その人がお金を返せなくなっても、
その住宅ローンで買った家を担保にしておいて、その家を売ってしまえばOKと考えたのです。
結果、サブプライムローンで家を欲しがる人がさらに増えて、家の価値がどんどん上がり、さらに家の値段が高くなっていき…
人々は「いつまでも家の値段は上がり続けるだろう」というげん想を見るようになりました。
家を欲しい人が多いということは、家の価値が高くなるということですよね?