今回のなかのりブログでは、Nozomiでは「なぜタイピングを重要視しているのか」をお話しします。
タイピングの重要性を知っていただき、毎パソ検定の必須化をご納得いただきたいと思います。
子どものうちから正しいタイピングを行うメリット
Nozomiはプログラミングスクールですが、最初はタイピングからスタートします。
「タイピングは自然と覚える」と言う人もいますが、自己流のタイピングでは効率的な入力ができなかったり、タイプミスが増えたり、ブラインドタッチができないということが起きてしまいます。
大人になってから正しいタイピングを覚えるとなると、悪い癖、マイナスの状態をゼロに戻し、そこからプラスに持っていくことになります。
子どもはゼロからのスタートなので効率良くタイピングを身につけることができます。
音声入力が日本で受け入れられない理由
「これからの時代は音声入力に変わるため、タイピングは不要だ」という意見もあります。
英語圏の人は当てはまると思いますが、日本ではそれは起こらないと考えています。
なぜかというと、日本には「変換」という文化があるからです。
例:「はしとって」→「箸とって」「(紙の)端とって」
正しい変換をコンピュータが判断することは難しいと思います。
「はし」という言葉をわざとひらがなやカタカナにしたい場合もあります。
そのような変換の手間があるため、日本においてタイピングは、50年くらいはなくならないのではないかと思っています。
子どもたちにとって生涯使えるスキルになるので、子どものうちに身につけておくことが大切です。
タイピングを重要視する最大の理由
タイピングを重要視する最大の理由は「自信がつくこと」「自己肯定感が上がること」です。
Nozomiにくる子は優秀な子も多いですが、勉強もスポーツも苦手で学校で肩身の狭い思いをしている子もいます。
そのような子がタイピングを覚えると、他の子よりも圧倒的に速く打てます。
「自分は何をやっても駄目なんだ」と思っていた子が「自分でもやればできるんだ」と思い、自己肯定感が高まります。
そして「勉強もスポーツもやればできるんだ」と思えるようになります。
タイピングができるようになったことによって、他の教科も伸びたという子がたくさんいます。
ここまでタイピングに力を入れているスクールは、日本全国でもNozomiくらいだと思いますが、これからも続けていきたいと思っています。