こんにちは、スタッフのみゆきです。
師走に入り、街も人も慌ただしさを感じる季節になりました。
きょうは、一流の仕事をする人に出会った話をしたいと思います。
先日、Nozomiとはまた違う仕事の場で着物を着る機会がありました。
久しぶりに着物を着ることに心躍る気持ちでいましたが、ひとつだけ不安が・・・。
その仕事では、着物を着て、人前で4時間弱あちこち動き回るというミッションがあったのです。
普段、着慣れていない和装。
これまで、着物での立ち居振る舞いをしっかり勉強してきたわけでもありません。
過去に着付けをしてもらったときは「動いても大丈夫なように少しきつめにしておきますね」と言われることが多く、
苦しい・動きにくい・喋りづらい・早く楽になりたい、などと思うことがほとんどだったのです。
果たして大丈夫だろうか、という思いのまま、当日を迎え、着付けの先生に着装していただきました。
ものの十数分、手際よくあっという間に着装が終わりました。
仕事中に何度も感じたことは
「あれ?苦しくないし、歩きやすい。そして着崩れも全くない!」
おかげさまで無事に仕事を終えることができ、着付けの先生に御礼を述べました。
「着物を着ているという緊張が全然なく、まるで普段着のように動き回ることができました。ありがとうございます」
すると「そう言っていただけることが一番嬉しいです」というお返事が。
先生は、私が着物姿でどう過ごすのかを考え、最適な着付けをしてくれたのだと思います。
着物を着るということは、外見の美しさだけでなく、着物姿に合った立ち居振る舞いや言葉遣い、情緒などが必要だと言います。
着付けの先生はまさにそのすべてを兼ね備えた素敵な女性でした。
その日いちにちを幸せに過ごすことができたのは、プロの仕事をしてくださる先生に出会ったからです。
素晴らしい刺激をたくさんいただきました。
ジャンルは違えど、私も「プロフェッショナル」を目指してこれからも精進していきたいと思います。