五十肩とプロレスの話

こんにちは。
まだ50代ではないのに「五十肩」と診断されたナオミです。
発症してから2カ月ほど経ちますが、なかなか症状が改善しません。

そんなゴールデンウィークのある夜、成人している息子が「プロレス面白いから観ようよ」と、テレビでプロレスの動画を見せてくれました。
タイトルは『レスリングどんたく2025』のようなものでした。

生まれて初めてプロレスをちゃんと観ることになった私は、それまで「痛そう」とか「怖い」と思って敬遠していたジャンルにもかかわらず、目が離せないほど見入ってしまいました。

あの体格の大きな選手たちが、まるで重力を無視するかのように宙を舞い、鍛え抜かれた肉体で技を掛け合う姿――
それは衝撃的で、そして何より美しく、全身全霊をかけてぶつかる姿に、私は目も心も奪われました。

私がとても衝撃を受けた試合は、内藤哲也選手とオカダ・カズチカ選手の試合。
どんなに激しい技を受けても、何度倒れても、互いに何度でも立ち上がる姿――
「なぜここまでしてあきらめずに闘い続けられるのか」と、人間を超えたような強さに衝撃を受けました。

そしてふと、「自分の肩の痛みなんてちっぽけすぎる、こんなの痛いうちに入らない」と、日常の感覚が狂ってしまいそうな瞬間でもありました。
でもやっぱり、痛いものは痛い。けっこう痛いんですよね。

ちなみに息子の推しは棚橋弘至選手とのことで、過去の動画も見せてもらいました。
2009年の棚橋さんのルックス、ひとつひとつの動き、胸板――
そのすべてに私も衝撃を受けました。
まさに“強さ”の象徴で、そしてたまらなくカッコよかったです。

これからは“にわか”ながらも、プロレスを応援していこうと思います。
自分は闘えないけれど、こんなすごい試合をリアルに見られるなんて、本当にすごいことだと感動したナオミでした。