大学入学共通テストに「プログラミング」追加!対策と解説|情報・情報Ⅰ①

大学入試センターは2024年度の大学入学共通テスト(旧センター試験)の新教科として、プログラミングを含む情報を出題すると発表しました。
つまり、大学に入るためにはITの知識が必要不可欠だということです。
今回は、このような経緯と理由についてのお話です。

情報って何を学ぶの?

2003年、高校で情報A・B・Cの3科目が設定されました。
当時は、情報Aのみで、簡単なPC操作やWordやExcelの使い方を勉強させる学校ばかりでした。

その後、2020年に改定された新学習指導要領により、

  • 小学校  2020年度
  • 中学校  2021年度
  • 高等学校 2022年度 

から、情報科目が必修化されました。

高校の情報科目が目指すところは「専攻や進路を問わず情報活用能力を国民的素養として身につけること」です。
すべての生徒がプログラミングを学べるように共通の必修科目として情報Ⅰが新設されることになります。

しかし、現代に必要とされる情報リテラシーやICT技術が十分に学べるとは言えません。
そこで、新学習指導要領では「情報科」は、
プログラミングを含む共通必修科目の情報Ⅰと、より高度な内容を含み選択科目となる情報Ⅱに分けられることになります。

2024年度の大学入学共通テストにおいて出題される範囲

①情報社会の問題解決
情報社会におけるITリテラシーについて。
(例:個人情報の扱い、コンピュータウイルスなどのセキュリティ、SNSやキャッシュレス決済などのITを活用したサービスの知識)
②コミュニケーションと情報デザイン
情報を正しく伝えるためのコミュニケーション手段やデザイン手法について。
(例:アナログデータとデジタルデータの違い、情報を分かりやすく伝えるためのユーザーインターフェース)
③コンピュータとプログラミング
メモリやCPUなどのコンピュータの仕組みから入り、コンピュータを使ったプログラミングについて。
本格的なプログラミングを行いながら課題解決をする方法を学習。
④情報通信ネットワークとデータ活用
インターネットやLANなどの通信ネットワークやその仕組みを学び、その上で収集されるデータからグラフなどを用いて、分析手法を学ぶ。

ITを利活用している会社の新入社員が新人研修で学ぶ内容がふんだんに盛り込まれています。
これらを3年間で学び、2025年1月の大学入試共通テストから、情報という科目として加わるということです。