室内干しのコツをおさらい!
- TOP
- ニュース
室内干しのコツをおさらい!
こんにちはNozomiでデザイナーをしている高橋です。
そろそろ梅雨の時期が近づいてきましたね。
梅雨の時期の洗濯は、なかなか乾かなかったり、やっと乾いたと思ったら生乾きの臭いがしたり、憂鬱になることも多いですよね。
そんな梅雨を前にもう一度洗濯を干すことについて考えたいと思います。
天気の良い日は絶対外干し派、花粉が気になるから断然室内干し派。
家庭によって異なるお洗濯物事情。
外干しと室内干し、どちらが良いのでしょうか。
外干しのメリットはなんといっても乾きやすいこと。
日光や風を浴びてカラッと乾いたタオルやシャツは気持ち良いものです。
また、紫外線や風通しのよさにより殺菌、消臭効果も期待できます。
では洗濯物は日光に当てて干すのが一番いいのでしょうか?
朝起きて晴れていたら、溜まっている洗濯をしようという気持ちになるけれど、晴れでも雨でも部屋干ししたほうが服が傷まないため、洗濯日和という概念は洗濯のプロにはないと言います。
晴れた日に屋外で干すと、衣類は紫外線にガンガンさらされます。
直射日光が肌によくないのと同じで、服にとっても危険な行為なのです。
とくに濃い色のものは紫外線にめっぽう弱く、これを続けていると色があせてしまいます。
部屋の中でも日当たりがいいところで干すなら、衣類は裏返しておいたほうがいい程です。
さらには、きれいにしたのに花粉やPM2.5などの有害物質が付着し、我が家は庭の草木が多いので虫がついていることもよくあります。
では部屋干しはどうでしょうか?
部屋干しは、外に干せないときにしかたなくするものというイメージがありましたが、現代では様々な環境が変わり、外干しよりもメリットが多いと言われるようになってきました。
きちんとコツさえつかんで乾かせば、外干しで気になる天気、花粉やホコリの付着、衣類の劣化を防ぐことができます。
部屋干しの一番嫌な所は部屋干し臭がすることだと思います。
これは花王株式会社の調査により、2011年、「部屋干し臭の原因はモラクセラ菌の代謝物」だと判明しました。
この菌は自然界のどこにでもいる常在菌の一種とのことで、乾燥・紫外線に強いく日光では殺菌することができません。
このモラクセラ菌の活性化する条件は、水分、温度、栄養です。
活性化させないためには、「湿度」と「温度」、「風」の3要素が大切なのだそう。
まず干す場所として、除湿器を使用する場合は広い部屋よりも、湿度を効率よく下げることができる狭い部屋を選んで湿度を抑え、可能であればエアコンで夏場は27度、冬なら20度くらいに温度を保ち、さらに乾燥を促すために扇風機で適度な風を送れば完璧だそうです。
干し方にも工夫が必要ですね、注意点を調べました↓
- 衣類が詰まっていると風が通り抜けられないため、感覚を15cmほど開ける
- 衣類は裏側の面積が広いので、裏返して干すと早く乾く。とくにボトムスはポケットなどがついていることが多く、厚手で縫い方も複雑なので、裏返して干す。
- パンツ類は筒状にして干す。
- バスタオルはピンチハンガーを使って、縦のじゃばら状にして干す。
- ピンチハンガーは長さが長い洗濯物を外側にしてアーチの形になるように干す。
- 厚手の乾きにくいトップスは厚めのハンガーで隙間を作る。
- 脱水ではりついてしまった靴下なども左右をはがしてから干す。
以上が梅雨時期のお洗濯のコツになります。
ジメジメした梅雨でも、できる限りの工夫をしてできる限り気持ちよく洗濯をしたいものですね。