2023年の干支は卯!十二支の由来や意味は?

こんにちは。スタッフのみゆきです。
日に日に寒さが厳しくなってきましたね。
クリスマスもまだですが、そろそろ年末年始の準備をしなくては…
年賀状のデザインを考えながら、干支について調べてみたので今日はそのことを書いていこうと思います。

2023年の干支は卯(うさぎ)です。

ぴょんぴょん跳ねる姿から「飛躍」、そして、穏やかで優しい特徴があることから「家内安全」などの意味を持っているそうです。

そもそもこの干支は、紀元前の中国で暦や時間を表すために使われてきたと言われています。

「当時の中国で年を数える時に使われていたのが木星の動き。人々は木星の位置で年を数えていて、木星の公転周期が12年であるために天を12等分しました。
この時に誕生したのが十二支の起源。
実は子から亥の12個の漢字は、中国で数を表すものです。

この十二支を浸透させようと、王充(おういつ)という人物が動物の名前に変更。
つまり、動物の意味は後から付け足されたものです。
日本に伝来した頃には、時間や月にも当てはめられるようになった十二支。
お昼の12時を正午、その前後を午前、午後と表すのは、11時から13時を午の刻と呼ぶことが影響しています。

日本で十二支の由来とされているのは昔話。
ある時神様が「1月1日の朝、1番から12番までに来た動物を1年交代で動物の大将にする。」という手紙を書きます。
それを受け取った動物たちは1番になろうと出発。
ただし、1月2日の朝に行けば良いとネズミに騙されたネコだけは出発しませんでした。

新年の太陽が昇った時、最初に現れたのはウシ。
前日の夕方から出発し、1番に到着しました。
しかし、実はウシの背中にはネズミが。
ウシの背中から飛び下りて1番に到着したネズミは、十二支で最初の動物になりました。
その後次々と動物たちが到着。
12番目のイノシシが到着し、神様と十二支による宴が始まりました。

そこへものすごい剣幕で現れたのがネコ。
騙されたネズミを追いかけ回します。
さらに、途中まで仲良く並んで走っていたイヌとサルは、必死になるあまり大喧嘩を開始。
宴の間も喧嘩が続いていました。
これがきっかけとなり、今でもネコがネズミを追いかけ、イヌとサルは「犬猿の仲」と言われているそうです。

出典:「THE GATE」

なんとなく中国から伝わってきた、ということしか知らなかったので勉強になりました(^-^;
他にもネコはこの競争に参加いていたものの、途中でネズミに背中を押されて川に流された、といった説もあるそう。
いずれにしてもネコが少し気の毒ですね。

2023年は飛躍の年にできるように、今年のうちにやれることを済ませて、気持ちの良い新年を迎えたいと思います。