雨の日の頭痛の原因は〇〇?

こんにちは。Nozomiでデザイナーをしている高橋です。
皆さんは雨が降る日やその数日前から、頭や首・肩などが痛くなる、気持ちが落ち込む、めまいがするなどの、体や心の不調があらわれることはありませんか?
私は雨の日、特に日中に雨が振り始めると必ず頭痛の症状が出ます。
これらは天気の変化に影響されて起こる「天気痛」かもしれません。

天気の崩れとともに体調が崩れてしまう理由は、気圧の変動にあります。
耳の奥にある内耳に気圧の変化を感じるセンサーがついていると考えられていますが、
その内耳が急激な気圧の変化感じると、交感神経(体を緊張させる神経)と副交感神経(体をリラックスさせる神経)からなる自律神経のバランスが乱れてしまいます。
交感神経が活発になりすぎると痛みの神経を刺激し、頭や古傷が痛くなります。
一方、副交感神経が活発になりすぎると、倦怠感や気分の落ち込みを感じるそうです。

さらには、私も最近知って驚いたのが、足のむくみもこの天気痛に影響するということです。

足がむくむと体内に水分を溜めこんでしまい、当然、内耳もむくんで循環が悪くリンパ液が滞り、より気圧の変化に敏感になり、上記のような症状を感じやすくなるそうです。
一見、頭から物理的に一番離れている足のむくみが関係しているとは予想していなかったのでとても驚きました!

では症状をどう緩和すればいいのかということですが、気圧の変化を捉える内耳のケアが大切で、耳周りをマッサージして血液やリンパ液の循環をよくしたり、
身体がむくまないよう天気が悪い日はいつもより足首を意識して動かしたり等のむくみ対策をする。
というのが良さそうです。

このように自らの頭痛が天気痛と自覚し対処できればストレスも減り、さらに自律神経の乱れを緩和してくれるのではないかなと思います。
もちろん原因不明の頭痛をすべて天気痛に結びつけると重大な疾患を見落としかねないので、症状が落ち着かない場合はまずは病院で受診することも忘れないでくださいね。