【前編】10年後の社会で成功するために親子で今からすべきこと③

今回は「10年後の社会で成功するために親子で今からすべきこと」です。
これからは、日本の人口は減っていきますが、世界の人口は増えていきます。
そうなると、どのような変化が起こるのでしょうか。

外国人がどんどん日本で働くようになる

日本政府も、人口が減ることへのいろいろな対策をしています。
例えば、外国人をたくさん受け入れるという政策を行っています。
そのため、今は、移民(日本に住んでいる外国人)が増えています。

例えば、コンビニに行ったら、外国人の店員さんをよく見ますよね。
日本に住む外国人がどんどん増えています。
どのくらい増えているかと言ったら、2017年には256万人の外国人が日本に住んでいます。
宮城県の人口は約230万人です。
つまり、宮城県の人口を全部あわせても、それよりも多い外国人が、すでに日本に住んでいるということです。

2019年に「改正出入国管理法」というものができました。
これは、外国人が日本により住みやすくなる法律です。
これから、外国人がどんどん日本に入ってきて働くという機会が、ますます増えていくでしょう。

外国人と一緒に働くために必要なこと

日本の人口が減って世界の人口が増えるということは、海外で働いたり、移民が増えたりするということです。
つまり、外国人と一緒に働く可能性が高くなります。

日本人と外国人では「言葉が違う」「習慣が違う」「考え方が違う」。
外国人と協調して、一緒に仕事をしていくということが必要です。
つまり、コミュニケーション力が必要になってきます。
ここでいうコミュニケーション力は「英語が話せる」ということだけではありません。
「相手の気持ちを理解する、考える」といったことが必要です。

職場の悩みで一番多い悩みは「人間関係」です。
上司と部下の関係、同僚との関係がうまくいかないという人間関係で悩んでいる人が多いです。
「同じ言葉」「同じ習慣」「同じ考え方」の日本人同士でもそれだけ悩みがあります。

これからは外国人と働くという時代になります。
しっかりとコミュニケーション力を身につけていきましょう。