Nozomiの部屋「日本一失敗させる塾ってどういうこと!?後編」#4

今回はNozomiが掲げている「日本一失敗させる塾」ということについてのお話の後編です。

「自分でできた」という成功体験が充実感へ

 プログラミングの良いところは、いくら直しても壊れないということです。
例えば、工作やプラモデル作りで試行錯誤を繰り返そうと思っても、1回失敗したら元に戻せないですよね。
でも、プログラミングは、何回も試行錯誤が出来るんです。

私は「プログラミングで上手くいかないのは当たり前。
それはどんなに経験をしたプログラマーでも一緒だよ。
上手くいかないときに、どうやってそこを解決するかが大事なんだよ」と話をします。
分からないことがあるとすぐに先生を呼ぶ子どももいますが、多少のヒントを与えながら
「なんとか自分で乗り越えてみなさい」と言い、自分で答えを出させるようにします。

親御さんにアンケートをとったときに「子どもたちが楽しく充実している」と言ってくださる方が多いです。
なぜ充実しているかというと、単にプログラミングが出来たということではなく「自分の力で出来た」からです。
答えを教えず「自分で解けた」「自分でやり遂げた」という成功体験を掴ませてあげることが大事だと思っています。

一人一人の個性や才能を伸ばすための教育

プログラミングの答えは1つではありません。
大体のスクールは王道の解き方があり、その解き方に子どもたちを寄せていきます。
しかし、王道のやり方に集めてしまうと、個性を殺してしまいます。

Nozomiで重要視していることは「子ども一人一人のやり方に合わせる」ということです。
王道のやり方でやらず、別のやり方でやる子ほど「天才が多い」んです。
そのような個性は伸ばしてあげたいと思っています。

そう考えると、講師にはスキルが絶対に必要ですよね。
これだけ多様性が求められている時代で、画一的に集めるやり方をしても、子どもにとって何も良いことはありません。
個性的な、天才的な考えをする子たちほど、マーク・ザッカーバーグや、スティーブ・ジョブズみたいな子になっていくんです。

個性や才能を伸ばしていくために、インストラクターにはスキルが絶対に必要だし、オンライン指導は不可能です。
だから「講師にはスキルが必要だ」「Nozomiはオンラインでやるつもりもない」ということは、こういった理由からなんです。