インターネットのしくみと歴史Vol.02

今回は「インターネットにあるサービス」をテーマにお話をします。
高速道路を使うと日本中の様々な観光地に行くことができるように、インターネットを使うと世界中の様々なサービスを使うことができます。

みなさんに問題です

◆問題◆

  1. インターネット上で何でも売っているショッピングモールは?
  2. 世界中の情報が調べられる図書館は?
  3. 世界中の映画をいつでも見られる映画館は?
  4. 世界中の施設・お店の場所を知っている観光案内所は?

◆答え◆

  1. Amazon
  2. Wikipedia
  3. YouTube、Netflix、Amazonプライムビデオなど
  4. Google

Wikipediaに行きたいときも、Netflixに行きたいときも、仙台のおいしいラーメン屋さんを知りたいときも、まずはGoogleで調べますよね。
まさに、Googleはインターネット上の観光案内所です。

このようにインターネットには様々なサービスがあります。
このようなWeb上のサービスをWebサービスと呼んでいます。

様々なインターネット用語について

インターネットを図で表すとネット・網、もしくはクモの巣(英語では「Web」)に見えますよね。
だから、インターネットという名前がつき、インターネットをWebと呼んでいるのです。

ここで「ティム・バーナーズ=リー」という人物を紹介します

  • Webの父と呼ばれ、インターネットに大革命を起こした
  • Webの名付け親
  • 世界初Webサイト・ホームページをつくった
  • インターネットのしくみを考えた
  • サイトからサイトに移動するリンクのしくみをつくった など…

私は、ティムさんは「ネーミングセンスがすごく良い人だな」と思います。

例)

  • Web「World Wide Web」(意味:世界中に広がるクモの巣)→頭文字を取ると「www」
  • 「Hyper Text Markup Language」(意味:テキストを超える)→頭文字を取ると「HTML」

インターネットは全世界共通のルール

外国には外国のルールがあり、日本には日本のルールがありますよね。

例)

  • 日本:日本語 アメリカ:英語
  • 日本のお金:円 アメリカのお金:ドル
  • 日本の道路:左車線 アメリカの道路:右車線

このように、国が違えば、お金や法律も違います。
しかし、インターネットは全世界共通のルールがあります。
外国にパソコンを持っていけば、現地のインターネットが使えます。
このようにインターネットが使えるのは、ティムさんのおかげなのです。

つまり、全世界共通であるWebを使って、Webサイトをつくれる技術があれば、世界中どこでも働けるのです。
だから、みなさん、Webを勉強して、世界で活躍する人になってほしいです。