大学受験とAI時代を考える

こんにちは、皆さん。今日はちょっといつもとは違う話をします。

大学受験と将来の進路について考える

先日、妻がママ友会に参加した際に、帰ってきてから私に話してくれたことがきっかけです。我が家の長男は中学2年生で、来年は高校受験です。そのママ友会でも、子供たちの受験について話題が尽きなかったようです。

妻が言うには、他の家庭の子供たちは「どの高校に行きたい」「どの大学に行きたい」と具体的なプランを持っているとのこと。うちの子は大丈夫なのかと心配していました。しかし、私はいつも言っているように、周りの多数派に流されないでほしいと思っています。

普段私と話している妻でさえ、ママ友会での会話を聞くと不安になってしまうのですから、普段私と話していない他の保護者の方々も同じように不安になるのは理解できます。しかし、私は高校や大学を卒業した後の将来を見てほしいと思っています。

AI時代の到来と教育の変化

今回は、最近読んだ記事をご紹介したいと思います。YouTubeの概要欄にリンクを載せておきますので、ぜひ読んでみてください。その記事の要点を一部抜粋して紹介します。

「もう国語、算数、理科、社会、英語ではない 親が信じてきた社会の常識をこれからAIが変える」

AI時代の到来が近い。企業が求める人材は自ずと変わってくることだろう。国語、算数、理科、社会、英語を学習し、いい大学に入り、晴れて大企業に。こんな我々の常識はもう通用しなくなる。
10年後の世の中がAIによって大きく変化していることは、間違いありません。
AIが普及する時代になると、たくさん勉強し、いい大学を卒業した新入社員のほとんどは、「基礎的な能力にポテンシャルがあると期待できるが、現時点では即戦力にはならない人材」です。

企業は、事務処理能力よりもAIを使いこなす能力を重視するようになります。
AIは新入社員よりも高い効率で働けるため、企業にとってはコストも大幅に削減されます。

社員を雇用するには、給料だけでなく、社会保障や福利厚生も必要です。
勤務するためのスペースや備品もそろえなければなりません。年間数百万円のコストとなることは確実です。

半面、AIなら、同じことが1カ月あたり3000円で実現できる。
年間にしても数万円程度。もはや検討の余地などないのではないでしょうか。

その結果、AIの導入が進むことで、多くの従業員がリストラの対象となる可能性があります。
2023年末、米グーグルが、3万人規模の従業員を配置転換、あるいはレイオフ(一時解雇)することを検討していると報じられ、世界中が驚きました。

AIの登場により、教育や学びの過程も大きく変わります。従来の知識の伝承方法に代わり、AIがデジタルコピーを通じて能力を瞬時に提供することが可能となるため、勉強の意義も見直されるでしょう。
これは、勉強、そして学びの過程を根底から変えてしまう革命のようなものです。
今後、子どもたちや社会全体がAIに適応するために、学び直し(リスキリング)の重要性が増しますが、適切な選択をしなければ、その努力が無駄になるリスクもあります。

AI時代に向けた子育ての重要性

皆さんの子供が社会人となって企業に就職する頃には、もうすでにAIが多くの仕事を担っていることでしょう。今、受験勉強で身につける国語、数学、英語、理科、社会といった知識は、AIによって代替できるものばかりです。そのため、ただ大学に入るためだけに一生懸命勉強するだけでは、将来的にAIに取って代わられる可能性が高いのです。

これらのことを踏まえて、子供たちに何をやらせるべきかをしっかりと考えてほしいと思っています。私だけでなく、多くの専門家がこの問題について発言しており、皆さんもぜひ、自分自身で情報を集めてみてください。

私の話を鵜呑みにせず、ぜひ自分の目と耳で確認していただきたいです。たくさんの情報を得て、自分なりの子育てのポリシーを持っていただければと思います。そして、そのポリシーがしっかりとしたものであれば、ぜひ続けてください。

以上、今日はここまでとさせていただきます。ありがとうございました。