枝豆の品種について - 種類ごとの特徴、歴史、旬の時期

こんにちはNozomiでデザイナーをしている高橋です。
枝豆は夏が旬の日本を代表する野菜の一つですね。
我が家では、家族みんなが大好きなので、おやつや朝ごはんのたんぱく質源として夏の間は冷蔵庫に茹でて常備してあります。
枝豆は品種によって大きさ、味、食感が大きく異なります。
今回は、代表的な枝豆の品種について、その特徴や歴史、旬の時期を見ていきましょう!

品種特徴歴史旬の時期
だだちゃ豆粒が小さく、緑色から黒っぽい茶色をしている。ほっくりとした食感で、濃厚な甘みと強い香りが特徴。塩分が強めで、そのまま食べるのに適している。山形県鶴岡市が発祥の地とされる。江戸時代後期に、鶴岡藩へ献上されていたことから「献上豆」と呼ばれていた。「だだちゃ豆」という名前の由来は諸説あるが、独特な匂いから「だだちゃ臭い」と呼ばれるようになったのが定説とされている。6月下旬 - 8月中旬
黒豆その名の通り、黒い色をした枝豆。粒が大きく、モチモチとした食感。ほのかな甘みがあり、上品な味わいが特徴。古くから日本各地で栽培されてきた品種。黒豆は縁起物とされており、正月料理に使われることが多い。9月上旬 - 10月下旬
丹波黒豆黒豆の一種で、兵庫県丹波地方が原産地。一般的な黒豆よりもさらに大粒で、光沢があるのが特徴。甘みが強く、煮ても皮が破れにくいため、黒豆茶や煮豆に最適。江戸時代初期から丹波地方で栽培されてきた伝統品種。丹波黒豆は皇室へも献上されていた高級食材として知られる。10月上旬 - 11月上旬
サッポロミドリ鮮やかな緑色をした大粒の枝豆。さっぱりとした甘みと、歯ごたえのある食感が特徴。茹でても色が褪せにくく、見た目にも鮮やか。北海道札幌市で開発された品種。病気に強く、栽培しやすいため、全国的に広く出回っている。7月中旬 - 8月下旬
茶豆茶色い莢に入った枝豆。ほっくりとした食感で、香ばしい香りが特徴。枝豆ご飯や茶豆豆腐など、加工用にも適している。東北地方を中心に古くから栽培されてきた品種。最近では、枝豆だけでなく、茶豆の莢ごと食べる「莢ごと茶豆」も人気となっている。8月上旬 - 9月中旬

枝豆には今回紹介した以外にも、数多くの品種が存在します。それぞれに特徴があり、味や食感が異なります。
ぜひ、スーパーや直売所などで見かけた際には、品種名をチェックしてみて、自分好みの枝豆を見つけてください。