【家庭学習】 不正されないインターネット「ブロックチェーン」を解説!②【小学生・中学生・初心者】

今回も、絶対に不正な出来ないインターネット「ブロックチェーン」のお話です。

「ブロックチェーンの仕組み」と「不正が出来ない理由」

ブロックチェーンを一言で言うと「分散型取引台帳共有システム」です。
難しいように聞こえますが、これを分かりやすく説明します。

例:○○銀行に以下の金額を振り込みました。
・Aさん 東京支店から100万円
・Bさん 大阪支店から20万円
・Cさん 仙台支店から30万円

そうすると、大きな1つのサーバーにデータが集まり、データ(台帳)がサーバーに記録されます。
この場合、このサーバーに誰かが悪さをして、振込金額を変えてしまったときに、データ改ざん・不正が行われてしまいます。

ブロックチェーンの場合は、1つのサーバーではなく、複数のサーバーにデータが分散されます。
そして、それぞれのサーバーに、データが全てコピーされます。

どこかのサーバーで改ざんされたとしても、他のサーバーで改ざんされていないため、データが違うことが分かり、改ざんされたものは取り消しになるという仕組みです。
つまり、1つのサーバーだけを改ざんしても、改ざんが成り立ちません。

もしもデータが書き換えられても…

例:契約の場合
・AとBが契約
・CとDが契約
→「AとCが契約」とデータの書き換え
例:選挙
・Aさん ○○党に投票
・Bさん △△党に投票
→「Bさん ○○党に投票」とデータの書き換え

このように、データの書き換えが行われても、他のところとデータが違うと無効になります。

ブロックチェーンで不正をすることは、全世界の人が見ている監視カメラの中で泥棒をするくらい難しいことです。
「絶対に不正ができない」というよりは「不正をしても絶対にばれる」ということです。

ブロックチェーンを使ったプログラマーは稼げる

ブロックチェーンはすごい技術なので、ブロックチェーンを使ったシステムを作れるプログラマーは絶対に稼げます。
でも、ブロックチェーンのプログラマーだろうと、どんなプログラマーだろうと、プログラミングの基礎は変わりません。

だから、プログラミングの基礎をしっかりと勉強しておきましょう。
そしたら、絶対にブロックチェーンのエンジニアになることができます!すごく稼げます!夢と希望を持って勉強していきましょう。